20日、韓国政府は米国・中国に傾いた貿易依存度を下げるため、旧ソ連やアラブなど巨大経済圏との自由貿易協定を推進する。写真は韓国・釜山。

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2017年3月20日、韓国政府は米国・中国に傾いた貿易依存度を下げるため、旧ソ連やアラブなど巨大経済圏との自由貿易協定(FTA)を推進する。韓国・聯合ニュースが伝えた。

韓国産業通商資源部は20日、国会産業通商資源委員会に提出した報告書で、ユーラシア経済連合(EAEU)、湾岸協力会議(GCC)、メキシコなどの有望な巨大経済圏を対象とした新たなFTA交渉開始を推進すると明らかにした。

韓国は2007年にGCCとのFTA交渉を開始。交渉は2009年までに3回にわたって行われたが、世界的な金融危機以降、GCCが交渉中断を宣言し失敗に終わった。メキシコとも2008〜2009年の戦略的経済協力協定(SECA)実務交渉が行われた後、交渉が止まった状態だ。

産業通商資源部は「市場の多様化と米国発・中国発のリスクに対応するため、現在進行中のFTAを早急に締結すると同時に、成長の可能性が高い中南米やアジアなど有望市場を中心にFTAネットワークを拡大・改善する」と明らかにした。(翻訳・編集/柳川)