ネイルサロンの貼り紙が物議(出典:https://www.facebook.com/shun.lovindafam)

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おしゃれに敏感な人には欠かせない指先のケア。だが肥満の人には追加料金が発生するとしたら? このほど米テネシー州メンフィスにある一軒のビューティサロンで、そのような貼り紙を目にした女性が自身のFacebookに投稿したところ、『Metro』や『WREG.com』など英米複数メディアでも伝えられた。

テネシー州メンフィスのフレイザーにあるビューティサロン「Rose Nails」の店内で、「肥満の方にはペディキュア代を45ドル(約5,000円)頂きます」と手書きの貼り紙がされてあったのを市内に住むデシャニア・ファーガソンさんが目にし、「なんて失礼なの」とFacebookに投稿した。

「Rose Nails」では通常、ネイル処理の代金は20ドル(約2,300円)からだそうだ。「肥満だから料金を割り増しにするなんて」と怒った人々のシェア数は500を超え、ファーガソンさんのFacebookには「ひどい」「もうちょっと言い方ってものがあるのでは」「そんな店二度と行かない」などのコメントが届いた。実はテネシー州はアメリカで肥満が9番目に多い州とされており、多くの人が不快な思いをしているようだ。

この投稿の信ぴょう性を探るべく、『WREG.com』がサロンの経営者にインタビューをしたところ、妻と9年間このビジネスを営んでいるという店主のソン・グエンさんは「うちの貼り紙ではない」と主張した。スタッフがどう見ても「Rose Nails」としか思えない背景や床が映し出された写真を見せても「似たような椅子や壁紙を使っている店も多いので、ウチではなく他の店ということもあり得ます」と事実を否定した。

ただグエンさんは「肥満のお客に対して確かに考慮はします」と述べ「ウチは貼り紙なんてせずに、ペディキュア処理に対応できない方には無理だと直接言いますよ。過去には肥満のお客に店内の椅子を2脚壊されたことがあるんです。2000ドル(約22万円)から2500ドル(約28万円)もしたんですから。正直、肥満の方はネイルが技術的に困難なんです。でもウチは全てのお客様に満足してもらえるようにビジネスをしています」と語ったという。

さらにグエンさんは、「値段をあげたとしても30ドル(約3,300円)までです。男性客は滅多に来ないので料金は5ドル増しにしていますが」と話しており、貼り紙の事実を最後まで否定したそうだ。しかしながらFacebookに投稿したファーガソンさんは「はっきりさせておきますが、私は『Rose Nails』の店内でこの貼り紙を見ました」と話しており、主張は真っ向から食い違っている。

メディアでこのニュースを知った人たちの意見は様々のようで「椅子が壊されるぐらいなら、やはり安全基準を設定して肥満の人には追加料金でも仕方ないと思う」「肥満とネイル施術がどう関係あるのよ」「肥満の人にネイルするのがやりにくいなら、技術をもっと磨けばいいだけでは」といった声が寄せられている。

なお昨年、中国山東省にある美容整形外科クリニックでは患者のバストサイズにより駐車スペースを振り分けるというシステムを取るという女性にとってなんとも不本意なニュースも伝えられた。

出典:https://www.facebook.com/shun.lovindafam
(TechinsightJapan編集部 エリス鈴子)