「プロレス・スターダム」(20日、後楽園ホール)

 赤と白の女王が激突したトップ対決は、ワールド・オブ・スターダム王者の紫雷イオ(26)が宝城カイリ(28)=ワンダー・オブ・スターダム王者=を22分38秒、墓石落としからのムーンサルトで圧殺した。連続防衛13回は京愛子(WWWA世界=22回)、田村欣子(NWA女子パシフィック&NEO王座=15回)に次ぐ歴代3位で、Vロードは止まらない。

 イオは今月9日の後楽園ホールでデビュー10周年を祝ったばかり。キャリア5年3カ月の宝城は、ポスト最上段から場外へのエルボー弾で猛攻。さらにリングでも急降下エルボードロップをさく裂して追い詰めたが、イオの底力が上回って2冠の夢を打ち砕かれた。

 イオは昨年9月の公式大会のリベンジも果たし、宝城戦はこれで通算4勝2敗。「お互い今一番脂の乗り切ったところで最高の瞬間を作り出せた。でも私はまだまだ抜かせない」と、エースのプライドを口にした。

 4月30日の後楽園ホールでは、第3回シンデレラ・トーナメントが開催される。栄冠から見離されている唯一の大会で「きれいなドレスと赤いベルトを見たいでしょう」と、タイトル&公式大会の完全制覇へ意欲を見せた。