“浪速の筋肉獣”こと全日本プロレスのゼウス(35)が、春の祭典「チャンピオン・カーニバル(CC)」(4月16日、後楽園ホールで開幕)制覇に向け、緻密なトレーニングを行っている。

 昨年のCCで準優勝だったゼウスは今年、Aブロックで出場。4年連続4度目の出場で初制覇を目指す。そんな中、大きな壁になるのが3冠王者の宮原健斗(28)、昨年CC覇者の関本大介(36)、そしてジョー・ドーリング(34)との3試合だ。「同じAブロックですけど、今までシングルで勝ったことがない。だからまずはこの3人全てに勝つこと。そうすればおのずと優勝が見えてくる」と意気込む。

 悲願達成に向け、自慢の筋肉にさらなる磨きをかけている。「すでにCC開幕直前までのウエートトレーニングのスケジュールをすべて組んである。練習時間や鍛える部位を細かく計算して」と胸を張る。緻密な計算で組んだスケジュールの下、CC開幕に合わせて最高の筋肉を仕上げているのだ。

 それだけではない。スタミナがモノをいうCC対策として「HIIT」(ハイ・インテンシティ・インターバル・トレーニング)も取り入れた。その内容について「わかりやすく言うと、30秒120%の力でランニングなどをして、その後1分はゆっくり走る。これをひたすら休みなく繰り返す。時間は20分くらい。これは効く」と説明した。

 よろいのような筋肉をさらに研ぎ澄ましCC初制覇を目指すゼウス。19日の埼玉・川越大会でもタッグマッチに出場し、ジャックハマーで不動力也を沈めて順調な仕上がりを見せつけた。このまま、悲願達成に向け休むつもりはない。