ドル・円為替、3月20日の動きとポイント、今週の米主要イベントは

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 3月20日、本日の日本市場は祝日のため休みだ。そのためにドル円の動きは小幅だ。日本時間3月20日6:00、先週のニューヨーク市場の終値がのドル112円66銭からスタートし、日本時間9:30の段階で1ドル112円60銭、10:30の段階でも1ドル112円61銭とやや円高のレートになっているものの変動は乏しい。

 先週のFOMCの利上げ発表以来、ドルに力がなくなっているが、今週はどうなっていくのだろうか。このまま円高の傾向が続くのだろうか。

 今週はアメリカではかなりの数の講演が開かれる。市場に影響をもつ連銀総裁やFRBの声明となるだけに注目をしたい。ここからドル高にトレンドが変化する可能性もある。

 今週のアメリカの重要イベントを紹介する。(すべて日本時間での表記)

 3月21日 2:00 エバンズ米シカゴ連銀総裁講演 21:30 10月から12月期までの米経常収支の発表 3月22日 1:00 ショージ米カンザスシティ連銀総裁講演 7:00 メスター米クリーブランド連銀総裁講演 23:00 2月米中古住宅販売件数の発表 3月23日 21:00 イエレンFRB議長講演 3月24日 1:30 カシュカリ米ミネアポリス連銀総裁講演 8:00 カプラン米ダラス連銀総裁講演 21:00 エバンズ米シカゴ連銀総裁講演

 この中で最も注目すべきはやはりFRB(米連邦準備制度理事会)のイエレン議長による声明になるだろう。彼女の声明直後は大きく為替が変動する傾向がある。ドルが大きく戻すのはこの辺りになるかもしれない。

 さらに突発的なアメリカのトランプ大統領の言動にも注意が必要である。

 予算教書の内容からの市場の反応はほとんどなかった。当然のように提示された内容への反発の声も大きい。

 トランプ大統領の言動にはもはや反発はつきものである。今回のG20の共同声明案への干渉やドイツのメルケル首相との会見の不和を見る限り、このトランプ大統領への反発は世界規模のものになったと言っていいいだろう。

 はたしてどこまでアメリカが保護主義の姿勢を貫き通せるのか、状況によって市場は敏感に反応することになる。