18日、スペイン・シエラネバダで行われたフリースタイルスキー世界選手権のハーフパイプで、小野塚彩那が金メダルを獲得した。これは男女を通じて日本人史上初の快挙だ。

 小野塚は16日に行われた予選を2位で通過し、上位6人による決勝の2回目で89.80点の最高点を出した。これにより、今シーズンのワールドカップ種目別で優勝しているマリー・マルティノ(フランス)を2.80点の差で抑え優勝した。

 この日の2回目では、まず2回転半を決めてリズムを作ると後ろ向きに滑りながら連続技も決める。これは女子でこなせる選手はなかなかいない。そのまま最後の1回転半も高く綺麗に締めくくった。

 小野塚は2013年世界選手権で銅メダル、2014年ソチ五輪でも銅メダルを取って実力は証明されていた。2014年〜15年はワールドカップでも勝利していて期待は高まっていたが、今シーズンは勝ちきれないでいた。

 この日は試合前日にコーチと話し合って決めた作戦が功を奏した作戦勝ちでもある。いつもは技を6回入れるところを5回に絞って、体力を温存した代わりに高く飛ぶと言うものだった。作戦は的中し高さを意識した技で得点を得られた優勝であった。