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大阪モーターサイクルショーのカワサキブースは今年も鮮やかなライムグリーンに彩られた。9台の参考出品車を含む13台が並び、そのほとんどの車両に実際にまたがれるとあって人気が高く、心なしか女性の来場者が多く感じられたのもカワサキの特徴といえる。配布されるカタログも大人気の様子だった。

○「VERSYS-X 250」究極のツーリングモデルとなるか

カワサキブースでひときわ人気の高かったモデルが、モーターサイクルショーに合わせるように3月15日に発売された「VERSYS-X 250 ABS ツアラー」だ。1カ月遅れで「VERSYS-X 250 ABS」も発売され、「VERSYS-X 250 ABS ツアラー」との違いは装備のみとなる。

「でけえ! ホントに250か」との声が何度も聞こえてきた「VERSYS-X 250」の外観は、完全に250ccクラスを超えている。単にサイズが大きいだけではなく、見るものを威圧する質感や存在感の高さは、これまでの250ccクラスになかったものだ。

スズキの「V-Strom250」とライバル関係になりそうな「VERSYS-X 250」は、ハイパワーなツインエンジンが大きなアドバンテージとなる。「Ninja250」譲りのこのエンジンは33PSを発揮し、驚くべきことに「Ninja250」や「Z250」より高出力だ。これなら高速道路も快適に走れるだろう。

さらに、スポークホイールを装着し、スタイリングだけでなく本当にオフロード走行にも対応できそうなところも大きな特徴といえる。険しい林道は無理でも、フラットダートくらいなら楽しく走れるだろう。サイドボックスが小ぶりで、積載性では「V-Strom250」に負けるかもしれないが、このあたりは社外品のボックスで解決できる可能性が高い。

○「Z1000 ABS」や「Ninja H2」も羨望の的に

ストリートファイターの人気が一巡して沈静化する中で、いまも高い人気を誇るのがカワサキの「Z」シリーズ。今回のショーでも「Z1000 ABS」「Z650 ABS」「Z250 ABS」がいずれも大人気だった。加えて「Z」シリーズの末弟となる「Z125 PRO」の特別仕様「Z125 PRO Special Edition」も展示され、新鮮みのあるカラーリングを披露していた。

注目度の高さで随一といえるのが「Ninja H2」だ。日本では未発売のため、参考出品となるが、多くのカワサキファンが発売を望んでいるといえるだろう。何枚も写真を撮る人、食い入るように見詰める人が絶えなかった。

(山津正明)