これぞ柿谷!PA前でやった“ジーニアス”なボールコントロール

写真拡大 (全2枚)

インターナショナルマッチウィーク前のラストゲームとなったJ1第4節。

セレッソ大阪はホームでサガン鳥栖に1-0と勝利し、今シーズンの初勝利を手にした。

決勝ゴールが生まれたのは70分。

清武弘嗣の素晴らしいクロスを木本恭生が折り返し、最後は山村和也が押し込んで見せた。

MF登録であった山村だが、このゲームでは杉本健勇と2トップを組み先発出場。これにより柿谷曜一朗は左サイドでプレーしたのだが、後半途中に見せたプレーがコレ。

63分、山口蛍のパスを柿谷がスルーし、杉本がワンタッチで折り返し。すると柿谷がこれをトラップし、地面にボールがついた瞬間にもう一度コントロール!

ショートバウンドのボールを、上半身は残したまま足だけでコントロールする柿谷がよくやるテクニックだ。

柿谷のマジカルなボールコントロールに対峙していたキム・ミンヒョクは逆を突かれ、柿谷はこの後再びボールを動かし左足でシュート!鳥栖DFたちを翻弄して見せたが、ゴールにはならなかった。

今季のJ1ですでに4試合プレーしている柿谷だが、ここまでゴールは0。しかし、この日の鳥栖戦では39回のスプリント数をマークしており、これは第4節に出場した選手の中で2番目の数値である(1位は甲府MF田中佑昌で43回)。