仏パリ郊外のオルリ空港に展開した国家警察特別介入部隊(RAID)の隊員(2017年3月18日撮影)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】仏パリ(Paris)郊外のオルリ空港(Orly Airport)で兵士の銃を奪って射殺されたフランス人の男(39)について、司法筋は19日、事件当時に薬物とアルコールを摂取した状態だったと明らかにした。

 捜査当局は現在もジエド・ベンベルガセム(Ziyed Ben Belgacem)容疑者(39)の動機の解明に当たっている。

 司法筋によると、19日に容疑者の血液検査を行ったところ、1リットル当たり0.93グラムのアルコールが検出されたほか、大麻やコカインの陽性反応が出たという。

 容疑者の父親も同日これに先立ち、犯行は飲酒と薬物によって引き起こされたものだとし、「息子はテロリストではない」と地元ラジオに語っていた。

 18日に発生したこの事件では、チュニジア人の両親を持つ同容疑者がオルリ空港で警戒中の女性兵士を襲ってアサルトライフルを強奪。「アラーのために死にたい」と言っていたという。その後、同僚の兵士2人によって現場で射殺されたが、空港は一時閉鎖され緊張が高まった。
【翻訳編集】AFPBB News