悪童として知られるニースFWマリオ・バロテッリは、繊細な神経の持ち主とも言われる。18日のリーグアン第30節で、ナントのサポーターから侮辱されたバロテッリが見せた悲しい表情は、それを裏付ける一幕と言えるかもしれない。

先発出場したバロテッリは、1-1のタイスコアで迎えた84分に交代を命じられた。当初は「信じられない」という表情を見せ、皮肉的な笑みも浮かべたバロテッリだが、交代は交代。グラウンドを去ろうと歩き出す。

そんなバロテッリに、ホームのナントの観客からは激しいブーイングが浴びせられた。首を振りながらピッチを後にするバロテッリだったが、スタンドからはさらにイタリア語で「バロテッリは娼婦の息子」と汚いヤジも飛ぶ。


チームが勝ち越せていない中でノーゴールのまま交代することになったのに加え、観客からの心ない罵倒を浴び、バロテッリは心を痛めたのだろうか。ベンチに座ると、さみしげな表情を見せる。イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』は、「ほぼ泣きながらの交代」とその様子を伝えた。

バロテッリは先日、インタビューでの発言が不当に切り取られて報じられたと怒りをあらわにしたばかり。当初はフランスで復活と叫ばれていたが、2017年になってリーグ戦8試合で2得点にとどまり、退場も食らっているバロテッリだけに、精神面の状況が懸念される。


なお、バロテッリはミラン時代の2014年にも、不甲斐ないパフォーマンスのまま交代を命じられた際、ベンチで涙をみせている。このときは、娘が住むナポリの地で活躍できなかったことへの失望だったのではないかと報じられた。

バロテッリが直近でインスタグラムに投稿した写真も気になるところだ。ニースや「行こうぜ」というハッシュタグとともに掲載された写真は、涙を流しているようにも見えるのだが…

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