燃え尽きてしまった家(出典:http://www.groundup.org.za)

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火災現場に真っ先に駆け付けるはずの消防車。しかし、到着したのはほぼ鎮火した後、怒った住民が消防車3台に石を投げつけるという事態に発展した。

火災が起こったのは去る2月27日夜、ケープタウン・グラッシーパークという低所得者層の多いエリアで、家5軒が住民たちの必死の消火活動にもかかわらずほぼ全焼した。

火災の原因は不明だが、被害に遭ったのは5家族。ある家族はすべてが燃え尽き、ある家族は仕事から帰ったら家が燃えてなくなっていたという。

3台の消防車が到着したのは住民たちが必死で力を合わせて消火活動を終えた頃。消火活動に疲れ切ったところにやってきた消防車に憤りを感じた住民らは怒りに任せて石を投げつけた。

消防署からはそれほど離れていないエリアであるにもかかわらず、なぜこれほどまで消防車の到着が遅れたのか。石を投げた住民は「消防隊員はこのエリアに水があまり出ないことを知っているから、消火活動をする気がなくゆっくりやってくるんだ」と語っている。また火事のあった家の隣に住む住人は、「娘が消防署に連絡したが、消防車が到着したのはほぼ鎮火した時、彼らを待っていたらうちの家まで燃えているところだった」と憤っている。

市の火災救助サービスによると最初の通報は午後7時10分、最初の消防車が現場に到着したのが7時24分で「この地域では対応が良いほうだった」とのこと。「誰かがすでに消防署に連絡していると思い込みがちで、消防署への通報が遅れることもある」と釈明している。

出典:http://www.groundup.org.za
(TechinsightJapan編集部 FLYNN)