東京オリンピックの影響でいま、なにかと注目を集めている日本の食べ物やアイテム。しかし、国内の人気商品は海外の人にも通じるのでしょうか? 今回はチョコレート大国であるベルギーの人に、日本の有名な板チョコを食べ比べてもらいました!

 

ベルギーといえば、高級チョコブランドのゴディバだけでなくワッフルなども有名で、お菓子のおいしい国というイメージ。日本のバレンタインデーの手作りスイーツなどでよく使われる板チョコを、どう感じるのが気になるところですよね。

 

テストする板チョコは「明治ミルク チョコレート 50g」、「ガーナミルク」、「森永ミルク チョコレート」、「コクのあるミルク感 チョコレート」の4つ。実食してくれたのは、カッハロフさん(AK)、ブリーヴェンさん(HB)、ゲーロムスさん(MG)の3人です。

 

板チョコは甘くても、その評価は決して甘いものではありませんでした!

 

【1】明治「明治ミルク チョコレート 50g」118円

カカオの香りとミルクの豊かなコクが調和。1926年の誕生よりレシピが変わっていません。

 

結果は、トータル9.0点(AK 3.5点 HB 3.0点 MG 2.5点)!

「甘い印象ね。もっと控えめなら私は好きよ」(HB) 「いい意味で普通。ベルギーのチョコレートに比べると、コクやまろやかさは弱めだね」(MG)

 

【2】ロッテ「ガーナミルク」118円

ガーナ産の上質なカカオを使用。芳醇でスッキリとした風味とミルクのコクが特徴です。

 

結果は、トータル10.5点(AK 4.0点 HB 3.0点 MG 3.5点)!

「カカオの風味がしっかりあって、でもクリーミーでおいしい!」(AK) 「このなかだと一番チョコレートらしいコクが強いかな。固さも十分」(MG)

 

【3】森永製菓「森永ミルク チョコレート」118円

誕生より90年以上愛される名作。ミルクの甘さとまろやかさがカカオの香りを引き立てます。

 

結果は、トータル8.0点(AK 3.0点 HB 2.5点 MG 2.5点)!

「砂糖っぽい甘さを感じるわ。子どもにはウケるかも」(HB) 「比較的に食感がやわらかく、食べごたえが弱い印象ネ。板が薄めだからかな」(AK)

 

【4】トップバリュ「コクのあるミルク感 チョコレート」78円

イオンのPBで、60gが78円と低価格。カカオとミルクがバランスよく口どけもなめらかです。

 

結果は、トータル8.0点(AK 3.0点 HB 2.5点 MG 2.5点)!

「このなかでは一番厚みがあって、バリっとした固さが僕は好きだね」(AK) 「これが一番甘さ控えめで私は好き。安いのにチープな味はしないワ」(HB)

 

1番人気は「ガーナミルク」に決定! 理由は、ベルギーの定番チョコに近い素材がウケたから?

ベルギーでは「コートドール」という銘柄が定番チョコ。それに比べると日本のものは全体的に甘く、そのぶんコクが弱いのだとか。そのなかで高評価を得たのは、ガーナのカカオを使った「ガーナミルク」でした。

 

「コートドール」は、コートジボワールのカカオを使っているのが商品名の由来。一方、ガーナはその隣国。近い国の素材を使ったロッテのチョコが、ベルギー人の舌に合ったのかもしれません。

 

【実食してくれた人】

ベルギー アクバー・カッハロフさん

デ・パンネ出身。好物はビーフステーキとフライドポテトのセット。

 

ベルギー ハンナ・ブリーヴェンさん

アールスト出身。マヨネーズで食べるフライドポテトが大好き。

 

ベルギー マクスィム・ゲーロムスさん

ブリュッセル出身。好きな郷土食は野菜入りのマッシュポテト。

 

文/中山秀明 撮影/黒飛光樹(TK.c)