[3.19 J2第4節 熊本1-2福岡 レベスタ]

 J2第4節が19日、各地で行われ、アビスパ福岡が敵地でロアッソ熊本と対戦し、2-1で勝利した。福岡はU-20日本代表DF冨安健洋のJ初ゴールで先制。FW巻誠一郎の同点弾で追いつかれたが、FWウェリントンの3試合連続ゴールで勝ち越しに成功。一方、熊本は熊本はここまで1勝2分と無敗だったが、4試合目で今季初黒星を喫した。

 一進一退の攻防となった。熊本は前半11分、GK杉山力裕からのロングボールをウェリントンがヘディングでつなぎ、FW松田力がPA内からヘディングシュート。これは前節の山形戦(1-1)で後半アディショナルタイムに同点弾を決めたGK佐藤昭大がキャッチした。同12分、巻がマッチアップしたDF岩下敬輔のキックが当たり、顔面を負傷。担架で運ばれてピッチの外で止血し、試合に戻った。

 徐々に熊本が押し込んでいく。前半33分、敵陣中央の左サイドからDF片山奨典が浮き球のクロスを入れ、巻がヘディングで合わせたが、シュートはGKがセーブ。さらに後半41分、左CKの流れから林がヘディングシュート。決定的なチャンスだったが、ゴールマウスに入っていた冨安がライン際から頭で弾き出すビッグセーブを見せた。

 後半44分には左CKから片山がクロスを送ると、ゴール前のウェリントンがヘディングシュート。これはクロスバーを直撃し、先制点とはならなかった。福岡は前半アディショナルタイムにもFW石津大介が強引にシュートまで持ち込んだが、ブロックに阻まれ、前半をスコアレスで折り返した。

 後半9分に均衡が破れる。福岡は右CKからDF駒野友一がファーサイドに浮き球のクロスを供給。ウェリントンが競り合いながらヘディングで合わせると、ゴール前の冨安がこぼれ球をヘディングシュートで突き刺し、先制点。U-20日本代表ドイツ遠征を前に、188cmの長身DFが記念すべきJ初ゴールを叩き込んだ。

 1点ビハインドの熊本も反撃に出ると、後半21分、DF光永祐也のスルーパスに抜け出した片山が左サイドのゴールラインぎりぎりからマイナスに浮き球クロス。ファーサイドの巻がヘディングシュートでゴール右隅に突き刺し、試合を振り出しに戻した。巻が後半27分にピッチを退くと、同28分にはスライディングタックルで相手を止めようとしたDF黒木晃平が一発退場。残りの時間は10人での戦いが強いられることになった。

 数的有利に立った福岡は試合を優位に進め、後半31分、石津が左サイドからふわりとした浮き球クロスを送ると、ニアサイドのウェリントンが高い打点でヘディングシュート。エースの3試合連続となるゴールで勝ち越しに成功。ゴール後、ウェリントンはバク宙で喜びを表現した。そのまま2-1で勝利した福岡が“バトルオブ九州”を制し、3連勝を飾った。


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