東京の路上に深刻な交通渋滞が発生しないことに驚く中国人は少なくないが、地下鉄の混み具合に驚く人は多いようだ。中国メディアの今日頭条が16日付で掲載した記事は、日本の地下鉄は「顔が変形する」ほど混み合うと説明している。(イメージ写真提供:123RF)

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 東京の路上に深刻な交通渋滞が発生しないことに驚く中国人は少なくないが、地下鉄の混み具合に驚く人は多いようだ。中国メディアの今日頭条が16日付で掲載した記事は、日本の地下鉄は「顔が変形する」ほど混み合うと説明している。

 記事は日本の地下鉄は世界で有名だと紹介。しかし、その理由は「非常に混み合う」という点にあると説明した。2015年度は東京メトロだけでも1日平均707万人の利用客数だったことを紹介し、東京の地下鉄は「世界で利用客数が最も多い地下鉄である」と紹介した。

 さらに東京の地下鉄が混み合うことは有名であるとし、東京の大部分の人は地下鉄を利用して通勤すると説明。しかし、通勤ラッシュの時間は非常に混み合い、車内はすし詰め状態であるために「正常な呼吸ができないほど」と紹介した。

 また記事は、1人の日本人ビジネスマンの声として「私が毎朝最も恐れるのは、仕事を失うことでも、大家が家賃請求することでもなく、地下鉄に乗れないことだ」と心情を伝え、日本人が尋常ではない混み具合でも忍耐できるのはなぜかと疑問を投げかけた。

 混雑した電車や地下鉄の車内に乗客を押し込む役割の人を「押し屋」と呼ぶことがある。この言葉は大辞林第三版にも記載されており、「満員電車に乗車する旅客を車内に押入れて整理に当たる駅員を俗にいう」と解説されている。この仕事は「かなり体力を使う」仕事であるようだが、他国の人びとの眼には東京の地下鉄の混み具合は「押し屋」が必要とされるような特殊な光景として映っているのだろう。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)