SUPER★DRAGON ジャン・颯・壮吾(写真=竹内洋平)

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 超特急やDISH//などを擁するEBiDANから派生し、ダブステップとヘヴィロックをポップ・ミュージックに取り入れたエッジの効いたサウンドと、メンバーがステージを広く使って魅了するフォーメーション・ダンスやアグレッシブなパフォーマンスで人気を集める9人組ダンス&ボーカル・グループ、SUPER★DRAGON。今回は3人ごとに分かれてメンバーそれぞれの個性に迫るインタビューの第三弾。ファイヤードラゴンからジャンと颯、サンダードラゴンから壮吾を迎え、それぞれの興味や好きな音楽、憧れの先輩、そして目指すべき理想のグループ像を語ってもらった。スパドラのムードメーカー、プロ顔負けの知識を持つ電車好き、9人の潤滑油となる仏の心を持つ存在の3人のコンビネーションに注目しつつ、個性豊かな9人が揃って最大の魅力を発揮するこのグループの魅力を感じていただきたい。(杉山仁)

・「『スパドラと言えばフォーメーション・ダンスだよね』と思ってもらえるようになりたい」(壮吾)

――そもそもみなさんは小さい頃、どんな子供だったんですか?

颯:僕はサッカーが好きな子供でした。6歳上の兄ちゃんがやっているのを見ているうちに、すごく好きになったんです。

ジャン:颯はめちゃくちゃ詳しいんですよ!

颯:今も大好きで、時間があるときはサッカーをしますし、いつも情報を集めています。小さい頃は有名なチームしか知らなかったので、レアル・マドリードが好きでしたね。今好きなチームは……選べないです(笑)。でも、ドルトムントのサッカーはすごく好きです。

――颯さんは運動が好きな子供だったんですね。それが後にダンスに興味をもつことに繋がっていると思いますか?

ジャン:颯は振りを覚えるのが一番早いし、(足を使った)ステップも得意だよね。そういう部分は繋がっているのかな、と見ていて思います。僕は0歳の頃からモデルをやっていて、物心ついたときから人に写真を撮ってもらうのが好きな子供でした。小学校に入る前から、ランウェイを歩いたり、色んなショーに出てたみたいです。

颯:すげえ(笑)。ジャンが写真を撮られているときのポーズはすごく勉強になります。

壮吾:ポージングがすごく上手いんですよ。

ジャン:小さいときは何も意識していなかったけどね(笑)。派手な格好ができることが多くて、純粋に楽しかったんですよ。

――緊張はしなかったんですか?

ジャン:今もそうで、悪い意味での緊張はしないですね。あと、颯ほどではないですけど、サッカーも好きでした。(アニメ化もされたニンテンドーDS用サッカーRPG)『イナズマイレブン』が大好きで、毎日やっていました。毎年新作が出るのでクリスマスのたびに新作を買ってもらって、それが決まりごとになっていて(笑)。音楽は親が好きだった洋楽を聴いていた程度でしたね。ラップをはじめたのはSUPER★DRAGONになってからですし。

壮吾:僕は……物心ついたときから電車が好きでした(笑)。

――すでにその頃から! 最初のきっかけも覚えていない感じですか?

壮吾:気付いた頃には好きだったので。たぶん、お父さんの出張が多くて、よく新幹線の駅に迎えに行ったりしていたので、それがきっかけで好きになったんだと思います。

ジャン:壮吾はさっきも『鉄道ジャーナル』を読んでいました(笑)。一字一句逃さずに読んでいるみたいなので、新しい号がどんどん出て「読み切れない」と言っていて。愛がとてつもない(笑)。

――壮吾さんは電車のどんなところに惹かれたんでしょうね?

壮吾:言葉にするのは難しいですけど、駅員さんがいて、運転手さんがいて、車掌さんがいて、車両があって……。そのすべてをひっくるめて好きなんです。特に日本の鉄道が好きですね。時間に正確で、安全で、そういうところがかっこいいと思います。

颯:壮吾はライブが終わったあともいち早く片づけをはじめるし、几帳面なところがあるんですよ。

壮吾:片付けもできるだけ「遅延」したくないので(笑)。

ジャン&颯:はははは!

――では、みなさんがダンスや音楽に興味を持ったきっかけは?

ジャン:僕は小学校1年から中学までサッカーをやっていたんですけど、小学校6年生のとき、母親に「他のことも一緒に試してみたら?」と言われて、ダンスを習い始めました。その1年後にEBiDANに入りました。はじめた頃はあんまり乗り気じゃなかったのに、振りを覚えられたときの達成感が楽しくなってきて。あと、親が音楽好きで、洋楽を聴くことも多かったです。ケンドリック・ラマーやリアーナ、ドレイクが好きですね。ブルーノ・マーズも好きで、これは父親との共通点です。

――ブルーノ・マーズを聴いているお父さん、カッコいいですね。

ジャン:家族で出かけることも多くて、そのときも洋楽がかかっていますね。

壮吾:僕もジャンくんと似ていて、小さい頃から家でよく音楽がかかっていたので、椎名林檎さんを聴いて「かっこいいな」と思ったりしました。ダンスはEBiDANに入ってからですね。

颯:僕はおじいちゃんが芸大の教授で、小さい頃、オペラの授業に遊びに行ったのを覚えています。そのあと、いとこがファンだったのがきっかけでEXILEさんの「Someday」を聴いて、色んな音楽を好きになっていきました。FUNKY MONKEY BABYSさんも好きですね。

ジャン:(FUNKY MONKEY BABYSは)颯がカラオケでよく歌っています(笑)。

――颯さんがダンス&ボーカル・グループに憧れるきっかけは、EXILEだったんですか?

颯:そうだと思います。「かっこいいな。自分もああなりたいな」と思ったので。

ジャン:僕はダンスに関しては、(フランスのトップ・ダンサーのひとり)Salahさん。アニメーション・ダンスが得意な人で、音に合わせて頬を動かしたりとか、赤ちゃんの声に合わせて泣き顔のまねをしたりだとか、人を楽しませるダンスができる人なんです。そういう部分に憧れました。ラッパーで憧れたのは、僕とスタイルは違いますけど、SKY-HIさんです。SKY-HIさんはAAAとして活躍している一方で、ソロ活動もしていますよね。僕もスパドラでの活動をしながら、その外側にも出て行ってヒップホップ・シーンの人たちと音楽で繋がっていけたら嬉しいので、すごく尊敬しています。あと、ラップのスキルとしては(アメリカのTVドラマ)『Empire 成功の代償』のハキームが好きです。ラップの雰囲気やスキルは見習っていますね。いつかは英語を学んで、英語でもラップをしてみたいです。

壮吾:僕は決まった人はいないんですけど、ダンスも歌も、とにかくスキルアップしていきたいです。スパドラはフォーメーション・ダンスが特徴だと自負しているので、ダンスをもっと揃えたいし、「スパドラと言えばフォーメーション・ダンスだよね」とみんなに思ってもらえるようになっていきたいです。

・「ダンスで少しずつ表現力を増していきたい」(颯)

――活動をはじめた頃は新しいことばかりで、大変なことも多かったんじゃないかと思います。その中でも印象に残っているのはどんなことですか。

ジャン:僕はスパドラ結成直前に「ラップをはじめてみたら?」と言われて挑戦しはじめたんですけど、最初はずっと下を向いていたし、何を言ってるのか分からないような感じで本当にヤバくて(笑)。でも「BIG DIPPER」で初めてラップをするときに、普通にラップしたら「他の人とかぶってしまう」と思って、ダミ声のラップをはじめました。ラッパーの人って、ライブでは同じ曲でも毎回細かいところを変えていますよね。今は自分も「HACK MY CHOICE」や「ZEN-SHIN-ZEN-REI」でところどころフロウを変えたりしているんです。

颯:僕はジャンがラップをはじめた頃に下を向いていたのも近くで見ていたんですよ。あの当時から考えると、今は全然違うよね。見せ方もすごく上手くなっているし、僕もジャンや毅に影響されて、最近はラップの動画を見るようになってきました。

ジャン:今はもう、颯も一緒に話せるぐらい詳しくなっているんですよ。

颯:僕は、振りを覚えたあとに「どう表現するか?」ということが最初は全然できなくて、メンバーのみんなのダンスを見て「表現力をつけたい」と思うようになったのを覚えています。でもファイヤードラゴンの「MIKAZUKI」で切ない思いを表現してみたら、いつもより手応えを感じて。少しずつ表現力を増していけたら、と思っているところですね。

ジャン:颯は振りがメンバーの誰よりも綺麗なんですよ。僕は意識していないとすぐに崩れてしまうけど、一つひとつの動きが綺麗でスムーズで、先生が教えてくれた振りの形や角度をそのまま覚えているんです。

壮吾:だから、たまに「この振りどうだったっけ?」となると、たいてい颯くんが合っているんですよ。「颯くんに合わせていたら大丈夫」という雰囲気があります(笑)。

ジャン:ファイヤーの「MIKAZUKI」をサンダーのみんなに教えるときも、それぞれの言っていることが違って「どれだ?」となったら、やっぱり颯が合っていたよね(笑)。全体のパフォーマンスを見ても颯に目がいくと思うし、スパドラに必要不可欠な存在ですね。

壮吾:僕は、EBiDANに入ったばかりの頃はグループでの活動を特に意識しているわけではなかったですし、スパドラに入ってからダンスや歌をやらせてもらえるようになったので、それが自分にとって大きい出来事でした。

――最初にSUPER★DRAGONとしてメンバーが集まったときのことを覚えていますか?

壮吾:グループになる前から、サンダーはサンダーでお互い仲がよくて、ファイヤーはファイヤーで仲がよかったんですけど、最初はやっぱりその間に少し壁みたいなものがあって。

ジャン:それが自然になくなっていったよね。どこでなくなったのかは、俺や颯より(年下組のサンダーの)壮吾の方が分かるんじゃない? みんなで「敬語をやめよう」というルールも作ったんですよ。

壮吾:最初は9月27日にお披露目があって(『星男祭2015』)、そのときはまだ今ほど打ち解けられてなかったと思います。そのあと練習をしたり……みんなで一緒にツアーに行ったことで変わっていったような気がしますね。

――今回は今のみなさんのパーソナルな趣味も教えてほしいのですが、3人がそれぞれ最近好きな音楽というと?

壮吾:僕は、電車の発車メロディ(笑)。

ジャン&颯:はははは!

壮吾:発車メロディって、あまり長すぎるとお客さんの乗り降りに時間がかかって遅延に繋がるので、実は尺が7秒ぐらいに決まっているんですよ。ちなみに東西線は、中野から西船橋までの発車メロディを通して聴くと、全部が繋がっていて1曲になるんです。逆に西船橋から中野までも、発車メロディが全部繋がっていて。

全員:えーーっ!!!

颯:奥深い(笑)。

壮吾:僕は家にピアノがあるので、それで発車メロディを作曲したりもしますし、将来は一軒家を買って、そこに鉄道模型を作りたいです(笑)。時刻表通りに発着するようにできたらいいなぁと思っていて。そういえば、東京メトロ・千代田線の乃木坂駅は乃木坂46さんの「君の名は希望」が発車メロディになっていますよね。目標としては、スパドラもそういう風になれたら嬉しいです。駅はやっぱり(EBiDANの正式名称「恵比寿学園男子部」に引っ掛けて)恵比寿駅で!

――それができたら最高ですね。

ジャン:(笑)。僕は音楽を作るのが好きなので、最近(音楽制作ソフト『Ableton Live』用のグリッドコントローラ)ローンチパッドをはじめているんですけど、そういう意味でSkrillexの音楽やライブ映像はよく聴いたり観たりしています。あと、(ウルトラ・レコーズ所属の豪アーティスト)M4SONICもパッドが上手いので、すごく尊敬していて。最近はダブステップ系のプロデューサーの音楽もよく聴いているんですよ。

――ダブステップはSUPER★DRAGONの音楽性とも繋がっていますね。

ジャン:もしかしたら、その影響があるのかもしれないです。あとはさっき言ったように洋楽を沢山聴いたり、毅が日本語ラップに詳しい影響で、僕も色々と聴いたりしています。Jinmenusagiさんが大好きなんですよ。「どこからそんなフロウが生まれるんだろう?」って思えるぶっ飛んだセンスがかっこいい。色んな人の音楽をチェックしているところですね。

颯:僕は気分によって好きな音楽が変わるんですけど、最近はDa-iCEさんがすごく好きで。

ジャン:この間、CDを買ってたもんな(笑)。

颯:そうそう。『a-nation island『AsiaProgress〜5th Anniversary〜』』で共演させていただいたときにパフォーマンスを観て「すごくかっこいい」と思ってハマりました。ダンスを揃えるという意味でも見習いたいですし、曲も好きで、作業するときはDa-iCEさんの曲をよく聴いているんですよ。

――SUPER★DRAGONをはじめて、色々なグループにも関心がいくようになりましたか?

ジャン:それはありますね。僕はK-POPのグループをよく参考にしているので、ケーブルテレビで色んな番組を録画予約して、表情やダンスを見て勉強したりしていますね。

颯:あとはやっぱり、毅や玲於も言っていると思いますけど、三浦大知さんにも憧れます。歌もダンスもすごいし、昔から本当に大好きです。

壮吾:『a-nation island『AsiaProgress〜5th Anniversary〜』』のような場所に行くと色んなアーティストさんがいて、そのパフォーマンスを観るのもすごく勉強になります。

――ジャンさんは普段からダブステップを聴いているという話をしてくれましたが、颯さんや壮吾さんは、ダブステップやヘヴィロックを取り入れたSUPER★DRAGONの曲を最初に聴いたときの感想はどんなものだったんですか?

颯:僕はダブステップのような音楽は、最初は全然分からなかったです(笑)。

壮吾:(笑)。でも、EBiDANから生まれたグループの中でも初めての音楽性で、楽しみな気持ちの方が大きかったよね。

颯:曲がかっこよかったもんね。曲を聴いて「おお!!」とワクワクしました。

ジャン:スパドラは色んな曲にチャレンジすることも多くて、毎回が挑戦という感じです。ファイヤーでミディアム・バラードをやることになったのもそうですし。

――音楽以外だとどういうものが好きですか? 壮吾さんは鉄道だと思いますが、たとえば鉄道がテーマになった映画で好きなものもあると教えてもらえると嬉しいです。

壮吾:中井貴一さんが主演の『RAILWAYS 49歳で電車の運転士になった男の物語』はすごく好きです。主人公が島根の一畑電車(いちばたでんしゃ)の運転手になる物語で、話自体も面白いですけど、僕は主人公が運転手になるための訓練を受けるときに京王線の電車が出てきたのが嬉しかったです。ドラマを観ていても、「あ、ここは〇〇駅だ」「これは〇〇線の車内だ」と電車に目が行ってしまうんですよ(笑)。電車以外の趣味はなかなか……。電車の中でも乗り鉄や撮り鉄、時刻表のマニアと色々あるので(笑)。

ジャン&颯:(笑)。

――そういえば、颯さんはこの間、受験のお守りとして壮吾さんから時刻表をもらっていました。

颯:小田急ロマンスカーの時刻表ですね。今も机に飾ってありますよ。僕はサッカー以外の趣味を挙げるなら、やっぱり猫。他の猫も可愛いですけど、自分が飼っている猫が一番です。暇があったら写真を撮るので、しょっちゅうブログにアップしていて……(笑)。映画も大好きで、『ミニオンズ』みたいな可愛い映画が好きですね。あとは、サッカーアニメの『エリアの騎士』。TV放送はいいところで終わってしまったので、その後はマンガを読んでいますけど、TVでも続きをやってほしいなぁと思っています。

ジャン:(笑)。僕の趣味はアニメです。iPhoneのメモに感想や考察を書いたりもしているし、早いときは2日でひとつの作品を全部観たりもします。最近だと『グラスリップ』や『残響のテロル』が好きで、昨日『月刊少女野崎くん』を観終わったところです。僕はアニメの世界観を参考にして、ピアノでコードを弾きながら歌詞を書いたりもしているんですよ。あと、超特急のコーイチくんとはお互いに作った曲を交換しているので、僕の曲を聴いてコーイチくんがアドバイスをくれたり、ときには僕の声にコーイチくんが別の演奏を付けて返してくれたりもします。とても勉強になるし、すごく楽しい瞬間ですね。

――ちょうど話が出たので聞きたいのですが、みなさんが特に憧れている先輩というと?

ジャン:作詞作曲の面ではもちろんコーイチくんです。ライブ中の魅せ方や表現力だと超特急のカイくんのパフォーマンスはとても勉強になりますね。

壮吾:超特急さんは身近な先輩で、僕も超特急さんを目標にして頑張りたいなと思っているんです。

――超特急さんは大きな会場でお客さんを盛り上げていますし、あのパワーや表現力を近くで観られるのは、みなさんにとってもいい経験になっていそうですね。

ジャン:『a-nation island『AsiaProgress〜5th Anniversary〜』』のときも、すごい盛り上がりだったよね?!

颯&壮吾:そうそう!

颯:僕が憧れているのは超特急のタクヤくんですね。一昨年タクヤくんの生誕祭にSUPER★DRAGONも呼んでもらえて、DISH//さんやPrizmaXさんと一緒にフットサルをする機会があったんですよ。僕はタクヤくんと同じチームで、「タクヤくんが主役の日だし、絶対に勝たなきゃいけない」と最初はすごくプレッシャーで(笑)。でも、そのときに優しく接してくれて、タクヤくんが活躍してくれて優勝することができました。頼れる先輩だなと思ったし、超特急の筋肉担当だけあってダンスもキレッキレで、しかもお洒落で。そういう部分に憧れますね。

ジャン:ファッションは僕も極めていきたいです。僕は「これを着こなすの?」と驚かれるようなファッションが好きで、最近は頭からつま先まで一色でまとめるコーディネートにハマっているんですよ(笑)。

壮吾:ジャンくんのファッションは、ジャンくんにしか似合わないよね(笑)。オシャレ番長なので。

・「音楽が好きだし、スパドラが好き」(ジャン)

――SUPER★DRAGONは色々な個性を持ったメンバーが集まっていますが、この3人はその中でもどんなメンバーだと思いますか?

壮吾:颯くんは「優しいお兄ちゃん」。

ジャン:フワフワした部分もあるけど実はしっかりしていて、メンバーで「ホテルに泊まるとき、部屋は誰と一緒がいい?」という話になると、一番人気は絶対に颯です(笑)。あと冬でもアイスを食べてますね。

颯:(笑)。今は『ガリガリ君リッチ 黒みつきなこもち』にハマっています。あとは『桔梗信玄餅アイス』。

ジャン:ああ、食べたことないかも。

颯:絶対に食べた方がいいよ! でも、ここが踏ん張り時ってときは好きなアイスを封印して……。

壮吾:アイスのために頑張る、みたいな(笑)。

颯:目標達成したその夜に、お祝いでアイスケーキを買ってもらいました(笑)。

――壮吾さんにそういう時がきたら、電車断ちかもしれないですね。

壮吾:僕の場合は「東西線封印」ですね(笑)。

ジャン:壮吾の電車の話があるおかげでライブのMCも盛り上がりますし、好きなことをこれだけ追究できるのってすごいなと思います。

颯:壮吾は滑舌もいいんですよね。ジャンは色んなことに挑戦していくどん欲さが本当にすごいと思います。ラップもそうだし、曲を作るのもジャンが最初にはじめて、みんなにいい影響を与えていて。努力もたくさんしていると思います。何よりジャンはSUPER★DRAGONのムードメーカーですね。一緒にいたら絶対楽しい。

――SUPER★DRAGONの活動を続ける中で印象に残っていること、楽しかったことというと?

ジャン:今年1月にアルバムを出せたことも嬉しいですし、何よりよかったのは、メンバー9人でいて純粋に「楽しい」ことですね。誰かひとりが欠けても、誰かひとりが違う人でも、この楽しさはきっと生まれなかったと思うので、この9人で本当によかったと思います。俺たち、ほんと仲いいよね(笑)。

壮吾:やっぱり、日々の練習やツアーを通して絆が深まっていったんですよ。

颯:ファイヤーとサンダーに分かれてツアーを回ったときも、お互いの大切さを実感したし、9人で集まったときが一番安心する。この9人がしっくりとくるんです。

――今回のパーソナル・インタビューで9人全員にそれぞれ話を聞かせてもらっても感じましたが、SUPER★DRAGONは9人が集まって初めて「完全体」になるんですね。 

ジャン&颯&壮吾:本当にそうですね。

――これからどんなグループになっていきたいですか。もしくは、どんな活動をしていきたいと思っていますか?

颯:僕はダンスだけでなく歌ももっと頑張って、いい歌を届けられるようになりたいです。ヒューマンビートボックスも、みんなに触発されて興味が出てきているんです。「いつかみんなでできるようになれればいいね」と話したりもしているぐらいで。グループとしては、9人という人数を生かしたダンスを極めていきたいですね。

壮吾:グループとしてどんどん成長していきたいです。SUPER★DRAGONをたくさんの人に知ってもらいたいし、もっとたくさんの人たちとライブで盛り上がりたいです。

ジャン:グループとしての目標は今みんなが言ってくれた通りですね。これまで活動してきて、ライブで得られることの大きさを感じるので、一つひとつの機会を大切にして、たくさんお客さんの前に出続けたいです。これまで悔しい思いをしたことはありますけど、辛いと思ったことは一度もないんですよ。音楽が好きだし、スパドラが好きなので。

壮吾:いつもリハーサルや練習でも、ジャンくんや玲於くんがなごませてくれるのも大きいと思います(笑)。この9人でいるのが、純粋に楽しいんですよね。

(取材・文=杉山仁)