不動産価格が、「もっとも高い世界の都市」トップ10
世界では、国が違えば物価も当然違うもの。コスモポリタン イギリス版が紹介した『第13回デモグラフィア社海外不動産価格調査2017年度版』では、オーストラリア、カナダ、香港、アイルランド、日本、ニュージーランド、シンガポール、イギリス、アメリカにおける406都市を分析したとのこと。
このデータは、住宅価格の中央値を世帯収入の中央値で割って得られた数値(メディアン・マルチプル)に基づくものなんだとか。そうして算出された、もっとも住宅価格が高いトップ10の都市がこちら。
10位:ボーンマス&ドーセット【イギリス】
これら両都市のメディアン・マルチプルは8.9で、この数値が5.1を超えると「深刻なレベルで不動産価格が高い」とみなされるのだそう。
9位:サンフランシスコ【アメリカ】
サンフランシスコは住民の年間所得に基づき、 「深刻なレベルで不動産価格が高い」ということが明らかに。その数値は9.2。
8位:ロサンゼルス【アメリカ】
ロサンゼルスでは不動産価格が増加の一途を辿っており、1年間で不動産価格の中央値が所得の平均値14カ月分も上昇したそう。こちらのメディアン・マルチプルは9.3。
7位:ホノルル【アメリカ】
ハワイの州都であるホノルルが「深刻なレベルで不動産価格が高い」都市にランクインしたのは今回が13回目なのだとか。メディアン・マルチプルの数値は9.4。
6位:メルボルン【オーストラリア】
メディアン・マルチプルは9.5なので、「深刻なレベルで不動産価格が高い」とみなされる数値、5.1より4.4ポイントも上回っていることに!
5位:サンノゼ【アメリカ】
データによると、不動産の価格が5番目に高い都市としてランクインしたそう。そのメディアン・マルチプルは9.6。
4位:オークランド【ニュージーランド】
「深刻なレベルで不動産価格が高い」とみなされる数値(5.1)のほぼ倍となる、10という数値を叩き出したのがオークランド。
3位:バンクーバー【カナダ】
不動産価格の中央値が、たった1年間で所得の平均値の12カ月分も上昇したそう。その数値は11.8。
2位:シドニー【オーストラリア】
メディアン・マルチプルの数値は「深刻なレベルで不動産価格が高い」とみなされる数値の2倍をはるかに超える12.2。
1位:香港【中国】
香港のメディアン・マルチプルは18.1で、7年連続で不動産価格がもっとも高い都市として君臨しているそう。ちなみに、去年の数値は19だったのだとか。
※この翻訳は、抄訳です。
Translation:Rubicon Solutions, Inc