12日、韓国・MBCテレビは、韓国を訪れる外国人観光客がどのようなお土産や記念品を買っていくかについて特集を組んで報じた。写真はソウルの古宮・景福宮の光化門。

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2017年3月12日、韓国・MBCテレビは、韓国を訪れる外国人観光客がどのようなお土産や記念品を買っていくかについて特集を組んで報じた。

外国人観光客に「韓国といえばどのようなお土産や記念品を思い浮かべるか」と質問したところ、「全く思い浮かばない」「家族には化粧品を買うが、伝統的な記念品はどんなものがあるか分からない」など「分からない」という回答が多くみられた。

実際にソウル市内の主要観光地に行ってみると、陶磁器のような工芸品や、韓国の伝統衣装である韓服を着た人形、韓国国旗の太極模様が入った手鏡やバッジ、扇子など、どこも似たようなラインナップ。2002年のサッカーワールドカップ日韓大会を控え「外国人客が買うようなお土産や記念品がない」と批判された20年近く前の状況とあまり変わっていないという。その他にも、米ニューヨークの帽子や欧州のブロックおもちゃ、日本のオートバイ型おもちゃやキャラクターグッズなど、国籍不明な商品も多い。商品に個性や魅力がないため販売量も低迷しており、大型免税店やスーパーなどでは「お土産・記念品売り場」をなくし、お菓子などの商品販売に力を入れているという。

フランスや英国など観光先進国では、都市の歴史や文化にアイデアを加えた安価で多様な記念品を通じて外国人観光客を引きつけているが、韓国の記念品は数万〜100万ウォン(数千〜10万円)する芸術性のある高級製品が中心で、外国人観光客が気軽に買えないことも問題とされている。各自治体が出している記念品も似たり寄ったりで、結局外国人観光客が韓国で買うものはここ何年も化粧品や雑貨、のりなどの加工食品が多い。

MBCは、今年の訪韓外国人観光客誘致目標の2000万人を挙げ、「韓国を忘れずにまた来たいと思わせてくれる小さな記念品が切実に求められている」と伝えた。

これを受け、韓国のネットユーザーからは「お土産屋さんに行ったことある?全部メード・イン・チャイナ」「それはどの国も一緒」と中国製の多い現状に物申すコメントや、「韓国の伝統家屋・韓屋のプラモデルはどう?」「ランドマークがない国の多くは国旗を記念品に活用してる。韓国の国旗も特色あるし他とは違う記念品を作れると思う」「ボールペンに絵や文字を入れたら?値段も安くできる」と提案するコメント、「韓国はなぜ伝統的な紙ちょうちんを活用しないのかな?日本や中国は店の前に飾っていることが多く、それだけで異国情緒がある」「日本にはいろいろあるね。お土産屋さんには地域の特産物がずらり」と日本や中国と比較するコメント、「外国人だけど、韓国の時代劇ドラマに出てきたアクセサリーがきれいだった。ちょっと高くても韓国製のいいものがあれば買うはず」と外国人視点のコメントなど、さまざまなコメントが寄せられている。

中には、「先進国と比べないで。後進国は後進国らしくしなきゃ。ある統計では韓国は一度来たら二度と来たくない国っていう結果も出てる」「韓国はショッピングしに来る所。土地も狭いし行く所もないし、政府もなってない」「弾劾記念のキーホルダーは?」「誰かのアイデアが大当たりしたら大企業がすぐ持っていっちゃうんだろうな」という自虐コメントも多くみられた。(翻訳・編集/松村)