VRで観る『攻殻機動隊 VRD』、iPhoneとAndroidアプリで配信開始。PS VR版は現状断念

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映像制作会社 Production I.Gが、VR映像コンテンツ『攻殻機動隊 新劇場版 Virtual Reality Diver』のモバイルアプリ版を配信しました。

iPhone またはAndroidスマートフォンと、Google Cardboard など市販の簡易VRゴーグルがあれば、3D CGで描かれた『攻殻』の短編を360度3Dで体験できます。

『攻殻』といえば、士郎正宗の漫画を原作にたびたび設定を変えて映像化される人気シリーズ。4月7日にはスカーレット・ヨハンソンが主人公を演じるハリウッド実写版『GHOST IN THE SHELL』が公開を控えています。

今回アプリとして配信される『攻殻機動隊 新劇場版 Virtual Reality Diver』(攻殻VRD)はその実写映画版ではなく、劇場やテレビで公開された最新アニメ版の『攻殻機動隊ARISE』『新劇場版』をベースにしています。

攻殻VRDはこれまで各地のイベントでドーム型シアターを使って公開されたり、一部の複合カフェなどアミューズメント施設では一回600円でヘッドセットを使った視聴ができました。

今回の iOS / Android アプリ版はダウンロード無料。そのままでは短い予告編だけ再生でき、アプリ内課金480円を払えば本編約15分が観られる仕組みです。

今回配信されるのは、坂本真綾氏が主人公 草薙素子を演じる日本語音声版。I.Gではこのあと6月に、別途英語音声版の配信も予定しているとのこと。

【ギャラリー】攻殻機動隊 Virtual Reality Diver (4枚)



『攻殻機動隊 新劇場版 Virtual Reality Diver』(App Store) / (Google Play)

なお、攻殻VRD はプレイステーションVR (PS VR)での配信も目指していましたが、「プラットフォームの配信基準等の理由により」、現時点ではPlayStation VRでは提供できないことも明らかにしています。

「配信基準等の理由」が具体的に何なのか気になってI.Gに訊ねたところ、意外にもカメラの動きによる「酔い」がもっとも大きいとのこと。

通しで視聴しても特にVR酔いは感じなかったうえに、むしろPS VRの自分で視点も移動もするタイプのゲーム(RIGS MCLとか)のほうがむしろ酔いやすい印象です。

しかしVR酔いは個人の差が大きく、初体験でもまったく酔わない人、同じコンテンツでもすぐに気持ちが悪くなる人がいるのは事実。体調の問題も大きいため、寝不足や疲れている場合は避けて視聴したほうが無難です。