同学年でプライベートでも親交があるという向井理&斎藤工

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 「半沢直樹」「下町ロケット」などの人気作家、池井戸潤の小説「アキラとあきら」が、向井理&斎藤工主演で連ドラ化されることが決定した。バブル経済とその崩壊、激動の時代を舞台に、大企業の御曹司として約束された次期社長という宿命にあらがう彬、かたや父の会社の倒産、夜逃げなど過酷な運命に翻弄されながらも理想を追求する瑛、同じ名前を持つ対照的な2人のエリート青年の物語が展開する。

 本作は、月間小説誌「問題小説」(徳間書店刊)で2006年から2009年にかけて連載された作品で、5月31日の文庫本発売にあたってドラマ化が決定。池井戸原作の「連続ドラマW 下町ロケット」(2011)を手掛けた水谷俊之、鈴木浩介(監督)、前川洋一(脚本家)が集結する。

 物語の舞台は昭和61年。大手銀行の新人研修で、最も成績優秀だった2チームが実戦形式で融資戦略の研修を実施。彬(向井)のチームは融資を申し込む会社側、瑛(斎藤)のチームはそれを吟味する銀行側になり名勝負を繰り広げた。2人の「あきら」は、良き友人、ライバルとして互いに刺激し合いながら、バンカーとして苦難を乗り越えていくが、過酷な試練に見舞われていくというのがあらすじだ。

 向井と斎藤はNHK大河ドラマ「江〜姫たちの戦国」(2011)などこれまで3度共演。「共演するのは本作で4作目になりますし、同じ年でプライベートでも話はしています。初めての時は変な人だなって思って見てました(笑)。しっかりと対峙して二人芝居に挑戦するのは本作が初めてで不思議な感じですが、楽しんでやれればと思います」(向井)、「俳優をされている方々の中で数少ない同学年です(笑)。向井さんは客観性を持っていて良い意味でクールな部分もあり、階堂彬に通じているところがあると思います。また、俳優としての彼の歩みの奥に隠れたうごめくものが同時にあるなと感じています」(斎藤)と劇中さながら、良き仲間、ライバルとして関係を育んでいるようだ。

 向井は「職業物の骨太なストーリーとエンターテインメントの要素、そしてすごく芯の通った作品」、斎藤は「2時間に集約できない映画に関わっている感覚がすごくあります」と池井戸ワールドの醍醐味をアピール。池井戸作品はWOWOWで「空飛ぶタイヤ」(2009)、「下町ロケット」(2011)、「株価暴落」(2014)が連ドラ化。今後、TBSで「陸王」が役所広司主演で連ドラ化(2017年10月期放送)、「空飛ぶタイヤ」が長瀬智也主演で映画化(2018年公開)が決定しており、軒並み映像化が続いている。(編集部・石井百合子)

「連続ドラマW アキラとあきら」は7月よりWOWOWプライムにて放送