高畑充希、監督の熱烈オファー内容に「怖いな」

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女優の高畑充希(25歳)らが3月18日、都内で行われた映画「ひるね姫 〜知らないワタシの物語〜」の初日舞台挨拶に登壇した。

「充希さーん!」という掛け声の中、現実の世界では昼寝ばかりして不思議な夢を見る森川ココネ、夢の世界ハートランドのお姫様であるエンシェンの二役を演じた高畑は、物語の相棒ジョイのぬいぐるみを連れて登場。

「私が演じたココネは、お昼寝が大得意の女子高生で、私も学生時代ずっと寝てたので、通じるところを感じながら演じさせていただきました。様々なことが起こるのですが、彼女の変わらない“前進力”で周りを変えていく女の子で、世界を救わないヒロインというキャッチコピーの通り、チャーミングなヒロインをやらせていただき光栄です」と、役柄との共通点も披露した。

ココネの幼馴染で“理系オタク”のモリオを演じた満島真之介(27歳)は、「僕の役は、ココネちゃんと様々な冒険をしていくのですが、一番お客さんに近い役かなと思うので、皆さん、ぜひ僕の動きにも注目してご覧になってください。今回神山監督に出会って、劇場版で声優をさせていただくのは初めてなので、ついにこの日が来たかと、胸がいっぱいです。今日から、この映画は新たな冒険のスタートなので、皆さんの力で是非盛り上げていって欲しいと思います」と語り、さらに「今日は沖縄の守り神の、シーサーを連れて来ました!」とシーサー柄の衣装をアピールすると、会場からは拍手が起こった。

森川ココネの父親・モモタロウと、夢の世界ではピーチを演じた江口洋介(49歳)は、「声優は初挑戦だったのですが、ココネの声を聞きながらやっていると、映画のシーンを作っているような感じで。細かい制作段階も初めて見させていただきました。アニメーションは実写と違って最後に役者の声が入ります。最後の色付けとして我々の声が入るので、身が引き締まる思いでした。近未来のお話でありながら、家族愛を感じられる作品ですので、家族で楽しめる作品だと思います。是非、みなさま家族で楽しんで下さい」とコメント。

現実世界では、モノタローの悪友・雉田、夢の世界ではピーチの仲間のタキージを演じた前野朋哉(31歳)は「僕は岡山県の倉敷の出身なのですが、幼い頃からよく行っていた児島が舞台なので、僕にはとても馴染みの深い景色がたくさん出て来ます。先日は、倉敷でも上映会がありまして、満島さんと監督と一緒に行って来ました。今日から、ようやく公開で皆さんにご覧いただけるので、本当に楽しみです」と役柄に因んだ、ボンタン衣装に身をつつみコメントした。

さらに現実世界では、志島自動車の会長、夢の世界ではハートランドの王様を演じた高橋英樹(73歳)は「今まで、怪物と馬を演じたことがありまして、今回ようやく人間で、しかも王様と会長という偉い役をやらせていただきました。皆さん、じっくり楽しんで!」とコメントすると、場内からは拍手起こった。

そして神山健治監督は「この作品は、夢をテーマにしていて、僕にとっての夢はとてもリアル。人生の夢は僕にとっては“叶えるもの”なんです。魔法と夢については常に考えていて、イギリスのSF小説作家アーサー・C・クラークの『よくできた科学技術は、夢と見分けがつかない』という言葉を、いつも頭の片隅に入れてこの作品を作ってきました。自分の感情をキャラクターに乗せて楽しんで欲しいですね」と、本作の見どころを語った。

また、今回、監督からの熱烈なオファーにより、森川ココネとして主題歌「デイ・ドリーム・ビリーバー」を担当した高畑について、監督は「清志郎さんの詩をどうにか本作の主題歌にしたくて、実際に制作段階でもこの曲を聴きながら作品を作ってきました。僕の中では、映画を締めくくるダイアローグの意味もあるので、どうしても高畑さんに、ココネとして歌って欲しくてお願いしました」と本作の主題歌に込められた思いを語った。

これを受けて、高畑は「オファーを受けた時は、皆が知っている曲なので、プレッシャーと、怖いなという感情でした。声優と主題歌を一緒にやるということは、母に対するラブレターという意味を考えると、歌わねばと思い、歌わせていただきました」と振り返った。

最後に高畑は「みなさま、今日はありがとうございました。今回の映画は、モリモリ盛りだくさんで、私は見た後に自分の中の24色では足りないくらいの感情が動いた作品でした。このスケールの作品は絶対映画館で見て欲しいです!頭というより、感覚で世界のスピードについて行って欲しいなと思います。そして、私はエンドロールがすごく好きなのですが、物語の終着点なので、最初から最後まで、目をカッ開いて、見て欲しいなと思います。好きだと思ったら、是非周りの人に、勧めてください!」と語り、舞台挨拶は大盛り上がりのうちに終了した。