バチカンのシスティーナ礼拝堂で、ローマ・カトリック教会のフランシスコ法王によって行われた洗礼式(2017年1月8日撮影、資料写真)。(c)AFP=時事/AFPBB News

写真拡大

【AFP=時事】イタリア・シチリア(Sicily)島のキリスト教カトリックの司祭が、自分の教区内の教会で行われる洗礼式で、罪を犯したマフィアがゴッドファーザー(洗礼の際の代父、後見人)になることを禁じた。

 シチリア島のパレルモ(Palermo)に近いモンレアーレ(Monreale)のミケーレ・ペンニーシ(Michele Pennisi)司祭は17日、犯罪組織のボスにも父親的な側面があるという考えに挑戦する教令を発令したことを明らかにした。同司祭はAFPに対し、マフィアと教会の二つの世界は全く相いれないと語った。

 ただしペンニーシ司祭は、悔い改めようとする人物にはマフィアであろうと扉を閉ざすことはないとし「過ちを認め、自分の犯した悪事についてゆるしを求める者であれば、改心の道について話し合うことができる」と語った。

 ペンニーシ司祭の教区には、フランシス・フォード・コッポラ(Francis Ford Coppola)監督の映画『ゴッドファーザー(Godfather)』に登場する架空のマフィアのボス、ドン・コルレオーネ(Don Corleone)の生地とされるコルレオーネ(Corleone)が含まれている。

 同司祭は2008年にマフィアの教会での葬儀を禁止し、殺害脅迫を受けたことがある。
【翻訳編集】AFPBB News