前半7分から急きょ途中出場したMF木本恭生

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[3.18 J1第4節 C大阪1-0鳥栖 金鳥スタ]

 本人も訳がわからないうちにピッチに出ていたという。セレッソ大阪は前半7分、DF山下達也の負傷交代を余儀なくされた。直前にもMFソウザが痛み、ベンチが慌ただしくなっていた中でのアクシデント。突然巡ってきた出場がJ1デビュー戦になったMF木本恭生は、「先発だと緊張しちゃうと思うので、逆に良かった」と苦笑いで振り返った。

 ただピッチに立てばクレバーだった。そのままCBの位置に入ると、この日がJリーグデビュー戦となった元コロンビア代表FWビクトル・イバルボと対峙。「体の強さがあったので、逆に持たせて取りに行かずにバックパスをさせるイメージでやっていた」と無難な対応を見せると、後半25分には決勝点になったMF山村和也のゴールでアシストを記録。「いつもファーにいるんですけど、そこに清武弘嗣さんからいいボールが来た。最初は打とうかなと思ったんですけど、冷静にパスできたのがよかった」と笑顔で話した。

 静岡学園高、福岡大と名門で鍛えられた木本は、守備的ポジションならどこでもこなせる武器を持つ。適正ポジションについては、「CBのほうがやるべきことがしっかりしているので、いい部分が出せる」と話すが、「体つきの部分でCBだとまだまだ。もっとスピードとかも付けないといけないと思っている。今日も外国人に体で負ける部分が多かった。そういうところを成長していかないといけない」と課題も明確に持っている。

 15日のルヴァン杯ではボランチで先発出場して先制点を記録。大卒2年目の今季は、監督交代があったことポジション争いがし烈になったこともモチベーションになっている。「キャンプからアグレッシブにできている」とプロ2年目の充実を語ると、「ロッカールームもいい雰囲気なので、これを継続させていきたい」と公式戦連勝を飾ったチームにも好感触を得ている様子だった。

(取材・文 児玉幸洋)
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