新潟のゴール裏にはGK大谷幸輝を応援する横断幕も掲げられた

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[3.18 J1第4節 横浜FM1-1新潟 日産ス]

 27歳にしてJ1デビューを飾った。今季、浦和から完全移籍でアルビレックス新潟に加入したGK大谷幸輝が移籍後リーグ戦初先発。15日のルヴァン杯・鳥栖戦(2-2)に続いてゴールを守り、好セーブを連発した。

「一つ流れを変えたいというのと、競争させる意味もあって使った」と、大谷を起用した理由を説明する三浦文丈監督は「ハイボールに安定感があって、しっかりコーチングもして、良いパフォーマンスを出してくれた」と称えた。

 浦和から期限付き移籍した北九州でJ2の42試合に出場し、浦和復帰後もカップ戦や天皇杯、ACLに出場していた大谷だが、J1出場はプロ10年目で初。それでも落ち着いたセービングで相次ぐピンチをしのいだ。

 前半4分、FWウーゴ・ヴィエイラの右足ボレーを鋭い反応でかき出すと、同36分のMF齋藤学のミドルシュートもセーブ。後半42分のピンチでもMF遠藤渓太のボレーシュートを至近距離で弾き出した。

 それでも「ミスが自分の中で強く残っている」と笑顔一つ見せない背番号1は「防げた感じより、ミスが失点につながらなくてよかったという気持ちが強い。ああいうのをなくさないといけない」と満足しなかった。

 1-1の引き分けで開幕4戦未勝利(2分2敗)となったが、三浦監督は敵地での勝ち点1獲得を前向きに評価する。「先制点を取られてもチームがブレることなく、粘り強く守備を続け、ワンチャンスを生かして追いついた。後半も押し込まれる時間が続いたが、粘って勝ち点1を挙げられた試合」と振り返り、大谷も「ある程度は防げた。手応えは少しある」と、今後につながる試合になったと感じているようだった。

(取材・文 西山紘平)


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