C大阪が山村和也のゴールを守り抜き、今季初勝利を挙げた

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[3.18 J1第4節 C大阪1-0鳥栖 金鳥スタ]

 セレッソ大阪がホームでサガン鳥栖を1-0で下し、今季リーグ戦初勝利を挙げた。鳥栖は開幕戦以来の黒星。カリアリから期限付きで加入したばかりのFWビクトル・イバルボを先発出場させたが、今季初の完封負けを喫した。

 C大阪をいきなりアクシデントが襲った。ここまで全3試合フル出場していたDF山下達也が左足を痛めてしまう。開始7分に早くも1人目の交代、MF木本恭生との交代を余儀なくされた。今季初めてベンチ入りしていた木本はJ1デビュー戦。そのままCBの位置に入った。

 鳥栖の注目は15日に入団が発表になった元コロンビア代表FWビクトル・イバルボだ。前半10分過ぎにMFソウザに激しく体を当ててボールを奪うなど、気持ちの入ったプレーで会場を沸かせると、同16分には2トップの相方、FW豊田陽平とのワンツーでエリア内に入る。DFにチェックに遭い、シュートを打つことは出来なかったが、重戦車のような突破は存在感十分だった。

 しかし得点はなかなか生まれない。C大阪はMF山村和也がFW杉本健勇と2トップを組み、両サイドのFW柿谷曜一朗、MF清武弘嗣ら強力攻撃陣が束になって鳥栖ゴールに迫るが、鳥栖の集中した守りに跳ね返され、シュートを枠に飛ばすことができなかった。

 スコアレスで折り返した後半もなかなか得点が入らない。ただチャンスの数で上回るC大阪が徐々に鳥栖ゴールに迫りだす。後半25分、カウンターから杉本がエリア内に持ち込んでシュート。これはDFに当たって枠外に外れたが、これで得た左CKから先制点が生まれる。

 逆サイドで拾った清武がクロスを入れ直すと、ファーサイドの木本がヘディングで折り返す。これにゴール中央で山村が体ごと押し込み、待望の先制点を記録した。昨季よりC大阪に在籍する山村は昨年J2で6ゴールを記録。しかしJ1でのゴールとなると、鹿島時代の13年10月27日の川崎F戦以来となった。

 このあと、C大阪は山村が最終ラインに入る5バックシステムで守備を厚くし、逃げ切りを目指す。一方の鳥栖は疲れの見えたイバルボを後半11分に下げ、同19分にMF原川力に代えてMF小川佳純を投入。失点後の同29分にはMF福田晃斗に代えてFW趙東建を投入し、同点弾を奪いに行った。

 しかし試合はこのまま1-0でC大阪が逃げ切って終了。3年ぶりにJ1を戦うC大阪は、14年10月22日以来のJ1での勝利を挙げた。公式戦は15日のルヴァン杯横浜FM戦に続く連勝となった。

(取材・文 児玉幸洋)
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