中国人にとって家を買うことは「安心感」を買うことでもあるため、賃貸で一生を過ごすという考え方は決して好まれない。しかし、中国メディアの今日頭条が14日付で掲載した記事は、日本の若者たちは「家を買わなくなっている」と説明しており、また賃貸物件に住みながら人生を過ごすという選択はとても合理的であると称賛している。(イメージ写真提供:123RF)

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 中国人にとって家を買うことは「安心感」を買うことでもあるため、賃貸で一生を過ごすという考え方は決して好まれない。しかし、中国メディアの今日頭条が14日付で掲載した記事は、日本の若者たちは「家を買わなくなっている」と説明しており、また賃貸物件に住みながら人生を過ごすという選択はとても合理的であると称賛している。

 記事は、ある中国人が2016年末に日本のある建設会社の責任者と食事をした際に、この責任者が「日本では家を買う人がますます少なくなっている一方で、賃貸を利用する人が増えている」と話したと紹介。中国人にとって家庭を持ち、家を買うことは一体であるという伝統的な考え方があるため、この中国人は建設会社の責任者の話を聞いたときに不思議に感じたようだが、それでもこの動向にはいくつかの原因があると分析した。

 1つ目は日本人の若者たちには家を買うお金がないこと、2つ目は日本の両親は子どもたちが結婚する際に家を買ってあげる習慣がないこと、3つ目は妻の母が娘の夫に対し、家を買わなければ娘を嫁がせないという要求をしないこと、そして、4つ目に日本人は自分の生活の変化に合わせて、より合理的な住居に住みかえるようになっているという点を指摘した。

 例えば何人も子どもがいる時は大きな家が必要だが、子どもたちが結婚して独立するようになったとき、子どもたちが使用していた部屋は無駄になると説明し、賃貸であればこうした変化が生じたとき、より小さく家賃の安い住居に引っ越すことができるため経済面で有利であると論じた。記事は、中国の若者たちも日本人の若者たちの合理的な考え方を参考にすべきであると説明した。

 中国人の結婚願望がある若い男性のなかには、お金がないために結婚できないと考える人は少なくない。お金がないということには、「家を買う」資金がないということが大きな要因として含まれるが、こうした点を考えると日本社会には中国社会に比べてより結婚しやすい環境が存在していると言えるだろう。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)