テニス、BNPパリバ・オープン、男子シングルス4回戦。バックハンドを打つニック・キリオス(2017年3月15日撮影)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】テニス、BNPパリバ・オープン(BNP Paribas Open 2017)に出場していた大会第15シードのニック・キリオス(Nick Kyrgios、オーストラリア)が17日、食中毒とみられる突然の体調不良により、ロジャー・フェデラー(Roger Federer、スイス)との準々決勝を棄権した。

 キリオスは自身のツイッター(Twitter)で、「不運にも、具合が悪くて今日のプレーは不可能になった。現時点では食中毒のせいだと思う。それ以上ではないことを祈っている」と投稿し、棄権の理由を明らかにした。

 21歳のキリオスは、15日の試合で第2シードのノバク・ジョコビッチ(Novak Djokovic、セルビア)を撃破していた。キリオスが元世界ランク1位のジョコビッチに圧巻の勝利を収めたのは、メキシコ・オープン(Abierto Mexicano TELCEL 2017)に続き2大会連続となる。

 トラブル続きでキャリアに傷がついていたキリオスは、最近になってようやく期待通りの結果が出始めていたところで、今回の体調不良は、才能に恵まれたキリオスにとって残酷な運命のいたずらとなってしまった。

 世界16位のキリオスは声明で、猛暑に見舞われている今大会の棄権を決断を下したことについて、「具合が悪くて夜も休めず、ロジャーのような偉大な王者との試合で、全力を尽くして勝つために必要なプレーをする体力が残されていない」と説明している。

「この決断は軽いものではなかった。こうした試合のために練習してきたけれど、コートに立てるような状態ではない。ファンには申し訳ないが、自分の健康を最優先にしなければならないことを理解してほしい」

 一方、オーストラリア出身の若手有望株であるキリオスに対し、「回復を祈っている。@NickKyrgios」とツイートしたフェデラーの準決勝の相手は、錦織圭(Kei Nishikori)を倒して4強入りを果たした米国のジャック・ソック(Jack Sock)に決まった。
【翻訳編集】AFPBB News