米ホワイトハウスで定例記者会見を行うショーン・スパイサー大統領報道官(2017年3月13日撮影、資料写真)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】米大統領報道官が、就任前のドナルド・トランプ(Donald Trump)大統領が英情報機関・政府通信本部(GCHQ)による監視対象になっていたとの疑惑に言及した問題で、英政府は17日、米政府からこの疑惑には今後言及しないとの確約を得たと発表した。GCHQはこれに先立ち、この疑惑を「ばかげている」と一蹴する異例の声明を出していた。

 米FOXニュース(Fox News)が報じたこの疑惑は、バラク・オバマ(Barack Obama)前大統領が米国の法律を迂回(うかい)するためGCHQを通じてトランプ氏を監視していたというもので、ショーン・スパイサー(Sean Spicer)米大統領報道官が16日の会見で言及した。

 GCHQ報道官は16日夜、この疑惑を「ナンセンスだ」などと一蹴。テリーザ・メイ(Theresa May)英首相の報道官も翌17日、こうした主張は「無視されるべき」とした上で、「われわれは米政府に対してこれを明確に伝え、こうした疑惑には二度と言及しないという確約を得た」と述べた。

 同報道官は、キム・ダロック(Kim Darroch)駐米英大使とマーク・ライアル・グラント(Mark Lyall Grant)英首相補佐官(国家安全保障担当)がホワイトハウス(White House)と直接対話したと述べたが、この件に関し米政府が英国側に謝罪したかどうかについては言及を避けた。

 一方、ホワイトハウスは17日、スパイサー報道官は英国がトランプ氏を監視していたと述べたわけではなく、「単にそのような報道があったことを指摘しただけで、特定の報道を支持したわけではない」と弁明した。
【翻訳編集】AFPBB News