15日、スペインの中国政策観察網は、「韓国はフィリピンと同じ道を進むのか」と題した記事を掲載した。写真は光化門広場。

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2017年3月16日、香港の星島環球網によると、スペインの中国政策観察網は15日、「韓国はフィリピンと同じ道を進むのか」と題した記事を掲載した。

フィリピンのベニグノ・アキノ3世前大統領が在任中、南シナ海の領有をめぐって対中関係は大きくこじれたが、その後、ロドリゴ・ドゥテルテ大統領の就任で状況は一変。ドゥテルテ大統領は、悪化した関係を正常な状態に再起動させるのは「正しいこと」との見解を示し、問題を残しつつも両国関係は改善に向けて着実に進んでいる。

一方、ここ数カ月、高高度防衛ミサイル(THAAD)配備をめぐって中韓関係は急速に冷え込んでいる。一連の政治問題で朴槿恵(パク・クネ)大統領の罷免が決定し、新たな大統領を決める選挙は5月に行われることになるが、目下最も支持率が高いのは最大野党「共に民主党」の文在寅(ムン・ジェイン)前代表だ。

文氏は盧武鉉(ノ・ムヒョン)元大統領の側近だった人物で、盧武鉉政権と同様に、対話を重視する「太陽政策」によって中韓関係の修復を図るのではないかとの分析がある。新大統領は地域の対立緩和や北朝鮮の非核化など、多くの問題に対処しなければならないが、いずれにせよ対中政策では、韓国はフィリピンと同じ道を歩む可能性が高いと、記事は指摘している。(翻訳・編集/岡田)