デザインスケッチ(本田技研工業の発表資料より)

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 本田技研工業(ホンダ)は17日、米ドリームワークス製作のハリウッド映画「GHOST IN THE SHELL(ゴースト・イン・ザ・シェル)」に、大型二輪車「NM4」をヒーローバイクのベース車両として提供したことを発表した。

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 「ゴースト・イン・ザ・シェル」は世界的に評価の高い士郎正宗氏原作の漫画「攻殻機動隊」を題材とし、ハリウッドで実写化された近未来を舞台とするSFアクション映画。事故から生還、脳以外が全身義体として、世界の最も危険な犯罪者と戦うための完璧なソルジャーとして生まれ変わった主人公の捜査官・少佐役にはスカーレット・ヨハンソン、その上司である荒巻役はビートたけしが起用されている。

 「NM4」は、「近未来」と「COOL」をテーマに開発され、2014年4月に発売された。今回は「NM4」のコンセプトとそのスタイリングが作品の世界観に合致したことで、車両提供が実現したという。ホンダは車両の他にも、車両の新たなデザインスケッチを提供。映画制作スタッフがスケッチをもとに撮影車両として製作し、主人公が乗車するヒーローバイクとして使用された。

 「ゴースト・イン・ザ・シェル」は31日の北米公開をはじめとして、4月7日に日本で公開されるなど、全世界50以上の国と地域で順次公開される。また、劇中に登場するNM4をベースとした車両は、「大阪モーターサイクルショー2017「東京モーターサイクルショー」でも展示を予定している。