NBAファミリーのハリー杉山がバスケットボールの魅力を語る!

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「ノンストップ!」(フジ系)や「スポナビ LIVE NEWS」(スポナビライブ)、数々のバラエティーで活躍するハリー杉山。大のスポーツ好きであり、WOWOW NBAファミリーの一員でもあるハリーに、バスケットボールの魅力や自身のバスケ観戦史、お気に入りのプレーヤーについて語ってもらった。

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――ハリーさんがバスケットボールに触れた最初のきっかけを教えてください。

イギリスの学校にいるとき、放課後にサッカーもやっていたんですけど、バスケのスリーオンスリーやツーオンツーを、ちょっと暇があったら遊び程度でやっていたんです。イギリスって、街中にバスケのゴールがあるイメージはないですよね。でも、ロンドンのハイドパークとか自然溢れる公園ではなく、いわゆる団地の中にあるような小さい公園には、実はバスケのリングがあるんです。

クリケット、サッカー、ラグビーに比べると、バスケってイギリスでは全然まだまだなんですけど、うちの校庭にもリングがあったんです。イギリス最古のパブリックスクール、1382年に設立されたウィンチェスター・カレッジという全寮制の男子校なんですけど、14世紀の学校になぜかバスケのリングが置いてあるっていう、よく分からない状況で(笑)。

香港系の友達が何人かいて、彼らと一緒にバスケやっていると、いろいろ教えてくれるんです。当時はシカゴ・ブルズの黄金時代で、試合やダンク集のビデオをよく持ってきてくれましたね。

――そこから時間を経て、どういった経緯で仕事としてバスケと関わるようになったんですか?

そうした好きになるバックグラウンドはあったんですけど、こうしてバスケに関わるようになったのは最近です。去年、WOWOWさんを通してデニス・ロッドマンさんのインタビューをさせていただいて、本人に直接お話を伺ってからですね。

僕の1日のスタートって、いつもサッカーのサイトを見るんです。それが、サッカーのサイトとバスケのサイトを見るようになりました。バスケの一番の魅力っていうのは、短い時間の中で行われる、肉体と肉体のぶつかり合いですよね。ただのぶつかり合いじゃなくて、すごい細かい戦術や、見れば見るほど心を持っていかれるところがあって、そのペース、テンポ感にやられて飽きないんです。

目から入ってくる刺激が非常にスリリングで、自分の生活になくてはならない存在になりました。うちのマネジャーがNBA大好きで、僕の100倍詳しいので、彼からいろんな情報を仕入れているんです。その彼が誕生日のプレゼントにくれたのが、デニス・ロッドマンとステフィン・カリーのぬいぐるみでした(笑)。

ロッドマンはバスケに関わるようになった切っ掛けの人で、カリーは関わり始めた年に活躍していた人。僕の部屋は、200年前のイギリスの古いアンティークが置いてあるんですけど、その中にその2つの人形がポツンと置いてあって、めちゃくちゃ際立っていますね(笑)。

――NBAを見るようになって、お気に入りのNBA選手はできましたか?

オクラホマシティ・サンダーのラッセル・ウェストブルックは「明らかに何かが違う!」と一発で感じました。ドライブをかける動きが獲物を狙うヒョウのようで、ジャンプも滞空時間が2〜3秒くらいあるんじゃないか?って見えたり。跳んでいる間も、ただ跳んでいるだけでなく小刻みに動いていて、相手がどうやってくるか自分の体で予測できているからこそ、空中の中でも調整ができる。

身体能力においてもモンスターですもん。あとキャラクターですよね、面白い!試合前の踊りもそうですけど、いろんな面においてエンターテイナー。たまに少し人間らしさが溢れてしまって感情をコントロールできない一面もあって、全体的にどうしても応援したくなってしまうところがあります。

――他に印象的な選手、注目している選手はいますか?

僕はギャップ萌えにやられてしまうので、そういう視点では、ヒューストン・ロケッツのジェームズ・ハーデンも好きですね。ビジュアル面ではヒゲが特徴的で“Fear the Beard”と言われている男が、凄いテクニカルで地面スレスレなドリブルを見せる。

彼の中に音楽的なグルーヴがあるのか、常にオンビートじゃなく、変拍子みたいなタイミングでドリブルを仕掛けたりするので、相手の間を見て衝いたり引いたりするのが上手い。まるで魔術師ですね。ビジュアルはどちらかと言うとハグリッドだけど(笑)、ハリー・ポッターのように魔法を唱えているみたいですよね。相手が止めるのに尽くしているのに、成す術がないし、止められない。

――最後に読者に向けて、バスケの魅力、見どころについて教えてください。

毎年毎年とんでもないスーパースターが生まれると共に、歴史的なレジェンドが巣立っていく。バスケというスポーツは、瞬発的な魅力、そしてストーリーを考えてみると、刺激の面において止まらないんですよね。男と男のぶつかり合いっていうのは、男女関係なく誰にも響くものだと思うし、まずは一つずつの試合をちょっとずつでも見て欲しいです。

ちょっと深いところを掘り下げると、選手の中でもいろいろアイデンティティが違って、ニューヨークはよく人種のるつぼって言いますけど、1つのコートが人種のるつぼになっている。その中で、闘って、称え合って、素晴らしいプレーを見せてくれるっていうのは、スポーツの素晴らしさだけでなく、いろんな物事が変化していく時代の中の、ある一つの素晴らしい例として心に刻んで欲しいなと思いますね。