【G大阪vs浦和プレビュー】直近のACLで敗北した両チーム…通算対戦成績では浦和がやや有利

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■ガンバ大阪 GK東口順昭の離脱は痛手、ベテランGK藤ヶ谷に期待

 直近のACL・江蘇蘇寧戦、G大阪は相手に前半唯一のビッグチャンスを決められ0−1と惜敗した。後半は引いた相手のブロックをこじ開けるのに苦労し、得点こそ生まれなかったが、同じく引かれた展開を強いられたJ1開幕戦の甲府戦とは違い、左右にボールを散らしながら幾度かの決定機を作り出したという見方もできる。その中で堂安律や泉澤仁ら、切り札として投入された選手が少しずつ持ち味を出せるようになってきたのも収穫だった。

 その悔しい敗戦から中3日での浦和との大一番。故障で離脱していた井手口陽介は、合流間もないことからベンチスタートが濃厚なため、予想スタメンは直近の江蘇戦と同じ顔ぶれを揃えたが、僅差の戦いが予想される浦和戦ということを踏まえても、また、先に書いた通り、井手口を含め、流れを変えられる切り札が増えてきた状況を考えても、長谷川監督の采配も楽しみにしたいところ。また東口順昭が離脱中のGKは、江蘇戦で初先発を飾った鈴木椋大ではなく藤ヶ谷陽介を先発に予想した。鈴木も決してパフォーマンスは悪くはなかったが、結果的に敗れたことや、鈴木にはJ1リーグでのプレー経験がない上に、満員に近い動員が予想される浦和戦だということを踏まえればこそ。ベテランGK藤ヶ谷の奮起が重要となる。

 16日に、倉田秋と今野泰幸が揃って日本代表選出されたことは、彼ら自身にとってはもちろん、チームにとって大きな刺激になるはず。それがプレーにどう表れるのかも結果を左右しそうだ。(totoONE編集部)

■浦和レッズ 自陣での軽率なプレーが目立つも、ゴールを取ることができているのは好材料か

 Jリーグの甲府戦から中4日で迎えた上海上港戦では、2−3と黒星を喫した。気になるのはこの試合に限らず、シーズン開幕から自陣での軽率なプレーが目立つことだ。上海上港戦では西川周作がクリアしてもいいボールを強引につなごうとしたのが災いしてパスカットされると、エウケソンに遠目の位置から正確なシュートを無人のゴールに打ち込まれた。そういったミスはごく稀に起きる交通事故的なものとは言えない。このシーンはミスが失点に直結したが、Jリーグでは相手がアジアのトップクラスではないことでミスが致命傷になる確率が下がっているだけである。上海上港戦では3失点したが、軽率なボールロストからもっとゴールを奪われていてもおかしくなかった。

 Jリーグでも不用意なプレーで失点する場面があった。前節の甲府戦ではスローインから簡単につながれ、最後はゴール前でストライカーを完全にフリーにしてゴールを決められている。集中力を欠いたとしか言えないこの種のミスをなくしていかなければ、痛い目を見るだろう。

 一方で、ゴールを取ることができているのは好材料だ。浦和はゼロックス杯、ACLを含む公式戦をここまで7試合消化しているが、無得点試合はゼロだ。さらに、全試合で2点以上の複数得点を挙げている。上海上港戦では、強敵相手に0−3のビハインドから1点差まで巻き返しており、選手たちが「点は必ず取れる」と自信を持つのも頷ける。また、上海上港戦では、ケガで戦列を離れていた柏木陽介が実戦復帰を果たした。ミス絡みの失点で黒星を喫したことも、集中力を取り戻す契機にしたい。G大阪も中3日で今節を迎えるが、浦和は海外遠征だった分だけ、コンディション面では若干不利ではある。(totoONE編集部)