16日、環球時報によると、台湾・台東の地方検察署が飲酒運転の累犯者に対し、斎場での遺体ケースや解剖台の洗浄作業を課した。資料写真。

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2017年3月16日、環球時報によると、台湾・台東の地方検察署が飲酒運転の累犯者に対して斎場で遺体ケースや解剖台の洗浄作業を課した。

台東地検は15日、10人の飲酒運転累犯者に斎場で遺体の冷蔵ケース、解剖台などの洗浄をさせた。台湾メディア・中国時報電子版によると、現場では告別式も多数行われていた。累犯者らは大切な人を失った家族の悲痛な空気に同情の気持ちを抱くとともに、タブーを犯さぬよう細心の注意を払いながら洗浄作業を行ったという。

これは、死後の設備に触れてもらうことで、飲酒運転者に対する警鐘を鳴らす目的で行われたもの。遺体の洗浄作業は専門的な技術が必要で、遺族の同意も得にくいことからできなかったが、作業に参加した飲酒運転者は「怖くないと言ったらうそになる。今後はもう飲酒運転はしない」と語った。

聯合新聞網によると、昨年台湾で発生した公共の危険に関する刑事事件6万9000件のうち、飲酒運転の割合は91.5%に及んだ。台東地区は飲酒文化が盛んで酒を断つのが難しいと言われているが、市民への飲酒犯罪撲滅に向けた教育は功を奏しているようだ。(翻訳・編集/川尻)