アガる曲が揃ったピットブルらしい最新作『クライメート・チェンジ』(Album Review)

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 前作『ダーレ』(2015年)以来、およそ2年振り、通算10作目となるスタジオ・アルバム『クライメート・チェンジ』を、2017年3月17日にリリースした、お祭り番長ことピットブル。

 本作からは、2016年4月にリリースした「メッシン・アラウンド」含む計4曲のシングルがリリースされていて、アルバムをリリースしてからシングル・カットすることが多いアメリカでは、異例のプロモーションとなった。

 ゲストが超豪華。大ヒット曲「アイ・ライク・イット」(2010年)など、計4曲でコラボしたエンリケ・イグレシアスや、「オン・ザ・フロア」(2011年)のパートナー、ジェニファー・ロペスをはじめ、フロー・ライダーやタイ・ダラー・サインといった人気ラッパーから、R&Bシンガーのジェイソン・デルーロ、R.ケリー、「ブラード・ラインズ」(2012年)が日本でも大ヒットしたロビン・シックや、「ブリーディング・ラヴ」(2008年)のヒットで知られる歌姫、レオナ・ルイスも参加している。

 また、ブリンク182のドラマー、トラヴィス・バーカーや、エアロスミスのギタリスト、ジョー・ペリー、ボブ・マーリーの息子、スティーブン・マーリーなど、畑違いのアーティストも参加。ブルゾンちえみの「キャリアウーマン」ネタで大ブレイク中の、オースティン・マホーンもフィーチャーされている。

 「メッシン・アラウンド」や「キャント・ハヴ」などのトラップ・ポップや、がっつりレゲエにチャレンジした「オプションズ」など、これまでのイメージを払拭するようなナンバーもあれば、ピットブルの代名詞でもあるヒップハウス・チューン、「グリーンライト」や「バッド・マン」、「フリーダム」などのお祭りソングも健在。ジャンルは違えど、アガる曲が揃ったピットブルらしいアルバムだ。

 国内盤は、3月29日に発売予定。また、5月には2年ぶりの単独来日公演も決定している。


Text: 本家 一成

◎リリース情報
『クライメート・チェンジ』
ピットブル
2017/3/17 RELEASE
デジタル配信
https://goo.gl/SUH21E