17日、環球時報は、ドイツの自動車メーカー・アウディがプレス発表会で「誤りのある中国地図」を表示、その後謝罪したと報じた。写真はアウディ。

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2017年3月17日、環球時報は、ドイツの自動車メーカー・アウディがプレス発表会で「誤りのある中国地図」を表示、その後謝罪したと報じた。

アウディは現地時間15日に年度発表会を開催、その際に「誤りのある中国地図」が用いられたことが発覚したという。同社の中国法人は16日に「3月15日に開催したプレス発表会におけるスピーチの中で、誤った地図が表示され、中国の人々の感情を傷つけてしまった。これは重大なミスであり、ここに深くお詫び申し上げる。今回の件を今後の教訓、戒めとする」との声明を発表した。

記事によれば、問題の地図は幹部がグローバル業務について紹介する際に表示されたもので、「中国市場について説明する際の地図に台湾、アクサイチン(インドとの国境係争地域)、南シナ海などが含まれていなかった」という。

記事は「高級車ブランドであるアウディでは、親会社・フォルクスワーゲンの排ガス不正問題発覚以降、プレス発表会の参加人数も各種イベントも縮小している。特に今年は発表会当日にドイツの検査当局が排ガス不正問題に関連するとみられる大規模捜査を実施した」と説明している。

その一方で「環球時報の記者は長年ドイツの企業と付き合ってきたが、アウディはその中でも最も中国を重視している。地図の問題には中国を挑発する意図はないはずだ。同社のメディア部門関係者も『これは大きな教訓だ』と語っている」と伝えた。(翻訳・編集/川尻)