中国・北京の出稼ぎ労働者が暮らす黒橋村で、中国将棋をする人たち(2017年2月15日撮影)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】より良い生活を求めて中国全土から首都・北京に殺到する出稼ぎ労働者が集まる街、黒橋村(Heiqiaocun)には希望と絶望が共存している。

 北京は景気を維持するために出稼ぎ労働者を当てにしているが、不動産価格の高騰と「戸口(hukou)」と呼ばれる厳格な中国の戸籍制度が、多くの労働者を北京周辺のスラム街へ追い込んでいる。黒橋村もそうした地区の一つだ。政府が鉄道の試験走行に使っている線路に囲まれ、地区全体がいつの間にかスラム街となった。医療や教育へのアクセスは限られ、快適な生活にはほど遠い。水道さえ通っていない底冷えするワンルームマンションで家族が身を寄せ合っている。
【翻訳編集】AFPBB News