ウォンビン&イ・ナヨンからRAIN&キム・テヒまで…スターのジミ婚事情

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夫婦になる儀式である結婚式は、誰にとっても特別な経験だ。スターだからと言って結婚の意味が軽くなるものではない。結婚に対する夢は誰にでもあるもので、豪華で美しい結婚を夢見るのは決して間違いとはいえない。しかし、結婚の意味が色褪せていると思っている人も少なくない。愛を誓って確認するはずの結婚式が、見栄と義務ばかりの儀式になってしまうのを目にしているためだ。

韓国の結婚式は特に個人の特性が反映されにくい。人はそれぞれ違って、それぞれの事情は千差万別だ。しかし、単純に出席者が多いほど成功した結婚式に認識される傾向がある。特に、芸能人たちの結婚式には数千人もの人が出席する場合もある。

我々が知っている結婚式とは違う結婚式

大金をかけてたくさんの出席者を集めて、短い場合は30分、長い場合は2時間ほどで終わる結婚式は、どことなく虚しい。しかし、人々の視線から自由になるのは難しい。

ジミ婚、いわゆるスモールウェディングが脚光を浴びているのもそのためだろう。結婚式にかかる費用も費用だが(もちろん、スモールウェディングが必ずしも通常の結婚式より低価格であるわけではない)、バタバタしたまま終わってしまう結婚式の背景に異を唱える人も少なくないためだ。しかし、ジミ婚を選択するのは簡単なことではない。体面を重視する両親がいると絶対に賛成しないはずであり、これまで出してきた祝儀を回収したくなる気持ちにもなる。しかし、親しくもない人の結婚式で、ただご飯を食べて帰ってきた経験は、誰にでも1度はあるのではないか。

スターにとってもジミ婚を決心することが容易なわけではない。1月19日に結婚したRAIN(ピ) とキム・テヒの結婚式は多くの話題を呼んだが、それに対しては地味であった。ホテルでもなく、聖堂でミサの形式で行われた結婚式の招待客は50人ほどだったという。挙式は非公開だとしても、式場の前でランウェイのようにポーズを取る招待客の写真付き記事も見当たらない。

彼らの結婚のニュースに対して、真っ先に聞こえてきたのは“中小企業の買収合併”並みの財産規模だった。2人合わせて約500億ウォン(約48億2千万円) の資産を持っていることが芸能界の主要トピックとして報道されるほど、彼らの財産規模は関心を浴びた。しかし、彼らの結婚式は小さいものだった。RAINが結婚発表で「今は時局(情勢) が不安定で、経済的に厳しい時期であるため、静かで敬虔に結婚式を挙げようと思う」と言った通りだった。

新しい種類のロマンになる

このようなジミ婚のパイオニアとして、歌手のイ・ヒョリを挙げることができる。イ・ヒョリの結婚は済州島(チェジュド) で少人数だけを招待して行われた。イ・ヒョリは済州島で親しい知人だけを招待して、地味な結婚式を挙げた。さまざまな高級ブランドが登場するスターのウェディングドレスもなかった。自身が仕入れた合理的な価格のドレスは、イ・ヒョリの誂え服のようにぴったりで、結婚式をさらに輝かせた。

キム・テヒは自身のスタイリストが作ったドレスを着て挙式を行った。数千万ウォン(数百万円) を超えるドレスを着て結婚をするのが一般的なスターたちの結婚式では見られない光景だった。

ウォンビンとイ・ナヨンのサプライズ結婚式も江原道(カンウォンド) 旌善(チョンソン) の麦畑で50人の招待客だけが参列。平凡な麦畑をグラビア撮影現場に変えるほど、美しい花婿と花嫁の姿が話題を集めた。また、彼らがもてなした料理がかまどで沸かしたチャンチククス(温かい麺料理) だったことも関心を寄せた。私たちが思う華やかなスターのイメージからは想像し難い組み合わせだったからだ。

スターのこのようなジミ婚が注目を浴びる理由は、彼らの結婚式が持つ真正性にある。いくらでも大規模で豪華な結婚式ができるスターが、本当に自身が招待したい人々だけを呼んで、自身たちに意味のある場所で、意味深い服を着て結婚式を挙げるのだ。それが今は“どれだけ人を呼んで、どれだけ豪華な場所でやったか”より大きなロマンになっている。ある意味で、華やかな結婚式よりも大きな勇気と決定が必要なことであるためだ。