16日、韓国の朴槿恵前大統領の自宅を大統領時代の専属美容師が連日訪れ、朴氏にヘアメークなどを施しているとみられることが話題となる中、韓国・KBSテレビは、こうした行為が法に触れる可能性があると報じた。写真は朴槿恵氏の私邸への帰宅を報じるテレビ。

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2017年3月16日、韓国の朴槿恵(パク・クネ)前大統領の自宅を大統領時代の専属美容師が連日訪れ、朴氏にヘアメークなどを施しているとみられることが話題となる中、韓国・KBSテレビはこうした行為が法に触れる可能性があると報じた。

朴氏独特のアップスタイルの髪を担当してきたチョン・ソンジュ氏、メークを担当してきたチョン・メジュ氏の姉妹は、朴氏が大統領府から私邸に移った12日夜以降、14〜16日の3日連続で朴氏宅を訪問する姿がメディアなどにより確認されている。罷免された後も朴氏の身支度を受け持っているとみられるが、KBSはこの行為が公衆衛生管理法違反に当たる恐れがあると指摘した。同法8条2項に「特別な事由がない場合には、理容および美容の業務は営業所外の場所で行うことができない」と定められている。つまり、美容師などが営利目的で個人宅を訪れサービスを提供する行為は認められていないのだ。

例外に認められる「特別な事由」も「疾病などで営業所に出向けない場合」「婚礼や儀式に出席する場合」「放送など撮影に参加する場合」などに限られ、現在の朴氏の状況には当てはまらないとみられる。同法は「届け出られた営業所外の場所での営業行為禁止」に違反した場合、業務を行った美容業者に200万ウォン(約20万円)以下の罰金を科すと定めている。

むろん、チョン氏姉妹が朴氏宅で実際に美容サービスを行ったかどうかは確認されておらず、また朴氏が代金を支払っているかどうかも定かではない。KBSは朴前大統領が無償でサービスを受けているのかどうかが注目されると伝えた。

この報道を受け、韓国のネットユーザーからは「朴さんに違法じゃない部分はあるの?」「すべてが違法、不正だね」「1から10まで法律を無視。それで誰に向かって法を守れと?」「何が法に触れるかも分かってないんだろうな」と、朴氏に対する批判の声が多数寄せられている。

また、「どうせ営利目的じゃないと言い張るだろう」「脚が痛くて動きにくいとかいうニュースもあったから、特別な事由と言うつもりなのでは?まあ、一般庶民がやったら違法だろうけどね」と「抜け道」を予測するコメントや、「刑務所に行ったら髪はどうするつもりなのかな?」「もう大統領じゃないんだからさすがにセットは自分でやったら?」「髪型にこだわり過ぎだよ。急ぎの時に帽子でもかぶらせようものなら大変なことになりそうだな」と、朴氏の髪を気にする声もあった。(翻訳・編集/吉金)