まだ満員電車で消耗してるの? 座れる経路をスマホで検索、ナビタイム・auナビウォークで提供開始

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世界屈指の混雑とされる首都圏の通勤電車。少し遠回りでも、空いているルートを使いたいという方も多いでしょう。そんな声に応える「混雑回避ルート」の提供をナビタイムが開始しました。Android / iOS向けの「NAVITIME」「乗り換えナビタイム」「auナビウォーク」アプリで利用できます。

この「混雑回避ルート」は、通常の乗り換え検索結果に加えて、混雑度の低い空いているルートを表示する機能。期間は平日の始発から終電まで。上り・下りの両方向、曜日単位の混雑傾向にも対応します。

混雑度は電車・駅ごとに「座れる」「席はいっぱい」「立って乗車できる」「混んでいる」「身動きができない」「乗れない」の6段階で表示します。

赤羽駅から外苑前駅へ、空いているルートは?

筆者の通勤経路で早速試してみました。赤羽駅から外苑前駅までを検索してみます。

通常の検索結果に加えて、一番下に表示されるのが混雑回避ルートです。

所要時間が最短なのはJR埼京線を使うルートです。しかし混雑度は6段階で最悪から2番目の「身動きができない」アイコンが...。

こちらが「混雑回避ルート」です。JR埼京線より空いているJR京浜東北線を使うルートを案内。しかも始発電車を案内しているので、赤羽駅から新橋駅まで、約30分間座ることができます。最短ルートに比べて14分余計かかるものの、楽に通勤できるというわけです。

なお、案内できる適切なルートがない場合や、遅延などダイヤ乱れが発生した場合には混雑回避ルートは表示されません。試しに中央線の立川から新宿駅まで検索したところ、空いている経路がないためか、通常の検索結果だけが表示され、回避ルートは表示されませんでした。

各駅停車、当駅始発などの種別も考慮

ナビタイムによると、この「混雑回避ルート」には独自の「電車混雑予測技術」を活用しています。これは、国土交通省が提供する移動需要データ(大都市交通センサス等)を、ナビタイム独自の乗り換え検索エンジンで解析するというもの。これにより、首都圏で平日に移動する2500万人の移動需要をシミュレートしています。

さらに「急行より各駅停車、各駅停車でも当駅始発のほうが空いている」(ナビタイム担当者)というように、電車の種別も考慮。電車や駅ごとの混雑度を予測しているといいます。

「駅での実地調査を正解として、シミュレーションの精度を確認したところ、ほとんどズレていないというのが9割以上でした」──ナビタイム担当者はこう精度に自信を示します。

混雑回避ルートを利用できるのは首都圏の計65路線。東京都心(山手線内)に直通する路線の93%をカバーしています。なお関西圏など首都圏以外への展開は「未定」としています。利用できる路線の一覧は下記のとおりです。

<JR>
川越線、京浜東北線、京葉線、埼京線、湘南新宿ライン、常磐線、総武線快速、総武線各停、外房線、高崎線、中央線、東海道線、東北本線、南武線、根岸線、武蔵野線、山手線、横須賀線、横浜線

<地下鉄>
銀座線、千代田線、東西線、南北線、半蔵門線、日比谷線、副都心線、丸ノ内線、有楽町線、都営浅草線、都営大江戸線、都営新宿線、都営三田線

<私鉄>
小田急小田原線、小田急多摩線、小田急江ノ島線、京王線、京王相模原線、京王井の頭線、京王新線、京急本線、京成本線、京成押上線、京成成田空港線・北総鉄道線、東葉高速線、埼玉高速鉄道、西武新宿線、西武池袋線、西武有楽町線、相鉄本線 (注1)、相鉄いずみ野線 (注1)、つくばエクスプレス、東急東横線、東急目黒線、東急田園都市線、東急大井町線、東急池上線、東急多摩川線、東京モノレール、東武伊勢崎線、東武東上線、日暮里舎人ライナー、みなとみらい線、ゆりかもめ、りんかい線

※相鉄本線、相鉄いずみ野線は3月21日より対応予定