14日、中国では商標権や知的所有権の保護が徐々に浸透しているが、有名な食品にそっくりのパクリ食品は一向になくならない。写真は江蘇省で摘発された偽物ジュース工場。本物そっくりのパッケージで生産されている。

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2017年3月14日、新京報によると、中国では商標権や知的所有権の保護が徐々に浸透しているが、有名な食品にそっくりのパクリ食品は一向になくならない。

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ダノン傘下の「娃哈哈(ワハハ)」は中国最大にして世界5位の飲料メーカーだが、「娃恰恰」というそっくりのブランド名も存在している。ナビスコの商品「奥利奥(オレオ)」には「粤利粤」が、食品メーカー「思念」には「恩念」というニセブランドがある。米マース社の「士力架(スニッカーズ)」にも「士加力」というパクリ商品が存在する。

人気ミルクキャンディー「大白兔」にも、「小白兔」というパクリ商品が存在し、台湾の食品メーカー「康師傅」も、一見するとまず気づけない「康帥傅」というそっくりな名前のブランド名が存在。中には商品名を微妙に変えるだけで、それ以外のパッケージの宣伝文句から何まですべて同じというケースもある。

こうした有名商品にそっくりにつくられたパクリ商品は、多くが製造日も品質合格証もなければ、メーカー名すら記載されていない場合が多い。たいていは小さな商店や農村部の市場などで売られている。

3月15日の「世界消費者権利デー」に際し、専門家は管理・監督に抜け穴が存在していると指摘。権利を侵害されている企業もコスト上の理由から対策が難しい状況にあるとして、法整備と罰則の強化が必要だと話している。(翻訳・編集/岡田)