泡のどこかに隠れミッキーが!左のほうです!
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 大ヒット公開中のディズニー・アニメーション最新作『モアナと伝説の海』で、別作品のキャラクターがひっそり登場するというディズニー作品でおなじみの“隠れキャラクター”の存在が一挙に明かされた。

 『リトル・マーメイド』『アラジン』などを生み出したディズニーの巨匠ロン・クレメンツ&ジョン・マスカー監督が再びタッグを組んだ本作は、南太平洋に伝わる不思議な伝説を基に、海を愛する16才の少女モアナが、闇から世界を守るため大海原へと旅に出る姿を描いたファンタジーアドベンチャーだ。この度、隠れキャラクターの存在が明らかになったのは10か所。見てすぐにわかるものもあれば、静止画になっていてもよーく探さなければ見つからないという超難易度が高い隠れキャラクターも。

■初級編

 まだモアナが赤ちゃんの頃に登場する一つ目の隠れキャラクターは、人気作『アナと雪の女王』のマシュマロウ。エルサの魔法で作られた真っ白で巨大な氷の怪物マシュマロウが、本作ではトゲトゲの見た目で布に描かれた絵の中に登場。

 二つ目は本作の監督を務めるクレメンツ&マスカーだ。こちらもモアナが住む島の布に描かれた絵の中に描かれている。左の背が低い方がクレメンツ監督、右の背が高い方がマスカー監督。ちなみに、モアナの親友である子ブタ・プアはクレメンツ監督、おバカなニワトリ・ヘイヘイはマスカー監督を参考にして作られたキャラクターだそう。それを知るとさらなる愛着がわくキャラクターと言えそうだ。

 そして三つ目は、『シュガー・ラッシュ』の主人公ラルフ。エンドロールにて、赤いTシャツで茶色のオーバーオールの姿は一目でラルフだとわかる。

■中級編

 少々難易度があがって、四つ目は『アナと雪の女王』のトナカイ・スヴェンだ。モアナとマウイが海底に住むカニのタマトアと戦うシーンに登場する。一瞬だけだが、スヴェンの姿を見ることができる。

 五つ目はなんと『ベイマックス』のベイマックス。モアナが旅の途中で出会うココナッツの海賊カカモラと戦うシーンで、冷酷なカカモラたちに紛れ、一人だけ優しい顔をしているのは……ベイマックス! ケアロボットのベイマックスはやっぱり戦う気ゼロ? と言わんばかりのチャーミングな姿は必見。

 六つ目は『リトル・マーメイド』のアリエルの親友フランダーだ。マウイが歌う「俺のおかげさ」のどこかで、サメやカメたちに紛れて楽しそうに泳ぐフランダーの姿を見つけることができる。

■上級編

 ぐーっと難しくなって、七つ目の隠れキャラクターは『ズートピア』で大人気だったナマケモノのフラッシュ。超驚異的なスローさで愛されキャラとなったフラッシュは、なんと予告編にも登場している。紫のお面を被りモアナに迫ってくるキャラクターが実はフラッシュで、よく見てみるとたしかに長い爪を持ち、フラッシュだとわかるだろう。

 八つ目は『アラジン』の魔法のランプで、さきほど紹介した『アナと雪の女王』のトナカイ・スヴェンと同じく、モアナとマウイが海底に住むカニのタマトアと戦うシーンに登場。キラキラに光るタマトアの背中のどこかに隠れており、目を凝らさなければどこにあるか見つけるのはなかなか難しい。

 九つ目は『アナと雪の女王』の雪だるまことオラフだ。モアナが禁じられた海に出る時、船に荷物を詰めているシーンで登場している。なぜか夏に憧れていたオラフが、ついに夢を叶え、モアナが住む暖かい南の島に。しかし、雪だるまであるオラフの体は溶けてしまい、残るはニンジンと手だけ……。一瞬しか映らないので、注意が必要だ。そして最後の隠れキャラクターはミッキー。海の波にできる泡の形が、ミッキーになっている部分があるのだ。何度観ても新たな発見がある作品として大いに楽しめそうだ。(編集部・石神恵美子)

映画『モアナと伝説の海』は全国公開中