16日、韓国メディアによると、朴槿恵前大統領の友人・崔順実被告による国政介入事件を捜査している韓国検察が、ソウル江南区三成洞にある朴前大統領自宅の家宅捜査を行わない考えを明らかにした。これに、韓国のネットユーザーがコメントを寄せた。写真は朴前大統領。

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2017年3月16日、韓国・聯合ニュースによると、朴槿恵(パク・クネ)前大統領の友人・崔順実(チェ・スンシル)被告による国政介入事件を捜査している韓国検察が、ソウル江南区三成洞にある朴前大統領自宅の家宅捜査を行わない考えを明らかにした。

韓国検察関係者は16日午後、報道陣からの「大統領府と三成洞の朴前大統領自宅は基本的に必要であれば家宅捜索が可能な場所と認識しているか」との質問に対し、「家宅捜索はそれ自体が目的ではなく、捜査初期の証拠集めが重要な目的だが、周知のとおり現在は捜査が大詰めを迎えている。現状況での家宅捜索には大きな意味がない」と述べたという。さらに、同関係者は朴前大統領が事情聴取を受ける意向を表明し、準備をしている段階である点を強調し、家宅捜索の必要性に疑問を呈した。

この発言について、聯合ニュースは「昨年10〜11月の第1次捜査とその後の特別検察チームによる捜査を通じて必要な証拠を十分に確保したため、新たに家宅捜索を行う必要がないとの趣旨のようだ。また、捜査が最終段階に入った現状況で実効性の側面も考慮した回答とみられる」と説明している。

韓国検察は昨年10月、大統領府内の家宅捜索を試みたが、大統領府側が拒否したため任意提出の形で捜査関連資料を確保した。特別検察チームも先月、大統領府の家宅捜索を要請したが、秘書室と警護室の拒否により実現しなかった。

この報道に、韓国のネットユーザーからは「やっぱり検察は大統領府とつながっている」「第2の特別検察チームが必要だ」「新たな疑いが出てくることもあるのに!寛大過ぎでは?」「次の政権で検察の改革を行わなければこの国は変わらない」「本気で移民を考えよう」「捜査は大詰めだと?まだ始まったばかりだ」「検察はいつも国民の願いと反対の行動をする」「こうしている今も朴槿恵は証拠を隠滅している。すぐに逮捕し徹底的に捜査するべき」「今回の騒動を適当に終わらせようとしている。検察を家宅捜査する必要がある」など、検察に批判的なコメントが数多く寄せられている。一方、少数ではあるが「検察の意見は妥当」「大事な証拠はとっくに燃やされているだろう。朴前大統領の家を捜索してもどうせ何も出てこない」との意見もみられた。(翻訳・編集/堂本)