『塾でも教えてくれない 中学受験・国語のツボ』小川 大介 青春出版社

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 受験シーズンもひと段落、我が子の進学先が決まり、ホッと一息ついた親御さんや、4月の入学式を目前に控え、期待に胸を膨らませているお子さんも多いのではないでしょうか。

 幼稚園や小学校の受験、いわゆる"お受験"も珍しくない昨今ですが、最近では人気子役の芦田愛菜さんが、偏差値70超の名門私立中学に合格したことも話題となりました。

 また、今季放映されたドラマ『下剋上受験』(TBS系)も、中学受験がテーマ。同名ノンフィクション作品の映像化である同作は、偏差値41の娘が、中卒の父親と二人三脚で学習塾に行かずに偏差値70の超難関中学を受験するというストーリーで注目を集めました。

 ところでこの中学受験、関東と関西ではどちらが難しいかご存知でしょうか?

 大手進学塾の看板講師として活躍し、現在は中学受験個別指導塾SS-1代表である小川大介さんは、著書『塾でも教えてくれない 中学受験・国語のツボ』(西村則康氏監修) の中で、以下のように述べています。

 「算数は昔から、関西の方が難しい『西高東低』。関西には灘中学があり、国算理の三科目入試校が複数あることも影響して、算数のレベルは非常に高くなっています。では国語はどうかといえば、これは圧倒的に『東高西低』なのです。中部から関西、九州へかけての難関校の入試問題も小学生にとってはもちろん難しいのですが、首都圏の国語入試は数段上を行くレベルになっています。文章の質と量、さらに設問の要求レベルが、ほとんど大学入試レベルと言っていい学校さえあります」(本書より)

 つまり、国語が得意か、算数が得意かによって、難易度が大きく変わってくるのだとか。

 学校別の入試問題の傾向はもちろんのこと、難関校突破のテクニックがギュッと凝縮された本書は、中学受験にはまだ早い年齢の子どもを持つ保護者にとっても、必読の1冊といえるでしょう。