米マクドナルドは15日、どこからでも注文が可能で、店舗で購入商品を受け取れるアプリを試験的に導入しました。混雑や長蛇の列を解消することが狙いです。

現時点では日本のサービス開始は未定

テストが15日より始まったのは、カリフォルニア州に位置する29の店舗です。マクドナルドによると、2017年の終わりまでに全米14,000店舗で導入が計画されているほか、カナダやイギリス、フランス、ドイツ、オーストラリア、中国などの6,000店舗でも将来的には実施される見込みです。
 
残念ながら日本の名前は上がっていませんが、このあたりは、日本国内におけるNFC決済の独自性や日本マクドナルドと米マクドナルドの関係も影響しているのかも知れません。
 
ユーザーはアプリを起動して注文し、「店舗に到着したときに支払う」を選択するだけです。後は近場の店舗で受け取ると、自動的に紐づけされたクレジットカードなどから料金が引き落とされる仕組みです。
 
詳細は明らかになっていませんが、アプリのジオフェンシング機能が動作しており、店舗から一定の距離範囲内にユーザーが入ると、店舗側が注文されたものを準備し始めるようになっているのではないか、と考えられています。

目指すのは総合的な向上

「提供する食品のスピードやクオリティに(ネガティブな)影響を与えることはあり得ない」とマクドナルドのジム・サピントン副社長は強調します。
 
「もし、冷めたフライドポテトが出てきたり、オーダーを待つ羽目になったりしたら、『なんでアプリを使ったんだろう』という疑問が生じるだろう」とサピントン氏。「我々が重視しているのは、総合的な体験をはっきりと向上させることだ」
 
アプリを使うユーザーが増えれば、やり取りの時間やミスが必然的に短縮されるため、スタッフも余裕を持って食品を提供することに時間を割けるというわけです。
 
 
Source:MacRumors,Reuters
(kihachi)