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アドバンテックは3月15日(独時間)、AIMobile、ArcherMind、Canonical、リネオソリューションズ、Retronix、RTSoft、Timesys、ThunderSoft、Witekioと共同で組み込みLinuxおよびAndroid OS用のオープンで統一されたアーキテクチャの標準化されたボードの採用を、産業用組込み、およびIoTアプリケーション向けに推進することに取り組むことを目的に「Embedded Linux&Android Alliance(ELAA)」を設立したと発表した。

さまざまな機器が開発される組込市場では、ハードウェアとソフトウェアの組み合わせが多様であるため、設計開発と管理の複雑さが生じることから、LinuxやAndroidベースのソリューション向けソフトウェア、ならびにハードウェア側の規格やエコシステムは必ずしも成熟しているとはいえなかった。ELAAでは、産業用組込アプリケーション向けに、組み込みLinuxおよびAndroid用のオープンで統一化されたアーキテクチャの標準化されたボード採用を推進するための体制を整えることで、こうした課題の解決を目指すという。

具体的には、エンドユーザーに必要なサポートとサービスを提供するために協力し、基本的なコアハードウェアプラットフォームとソフトウェア開発キット(BSP)の提供を行っていくとするほか、ハードウェア差別化サービスパートナーでは、ハードウェアのカスタマイズと差別化されたサービスのためのキャリアボード、ならびにシステムインテグレーションサービスの提供を行うとしている。また、ハードウェア上のさまざまな種類の組み込みまたは産業用IoTアプリケーションのニーズを満たすことを目的に、これらの2つの層に基づくソフトウェア付加価値サービスパートナーにより、顧客が必要とする組み込みLinuxまたはAndroidの開発、および顧客のアプリケーション向けに差別化されたソフトウェアの開発支援が行われるという。

ELAAでは、会員が顧客に提供したいエコシステムの価値について、市場投入までの時間短縮、開発リスクの最小化、ソフトウェアの大量提供、および周辺機器との互換性の向上としており、今回のELAA設立を機に、業界標準とオープンソースコミュニティを進歩させ、組み込みおよび産業用IoTアプリケーションにおけるLinuxとAndroidの採用を強化していきたいとしている。

なお、各パートナー企業は以下のとおり。

・統合ハードウェア&BSPパートナー:アドバンテック、AIMobile
・ハードウェア差別化サービスパートナー:アドバンテック、Retronix、ThunderSoft
・ソフトウェア付加価値サービスパートナー:AIMobile、ArcherMind、Canonical、リネオソリューションズ、Retronix、RTSoft、ThunderSoft、Timesys、Witekio