Appleが環境保護団体と協力し、米メイン州とノースカロライナ州の森林を2015年に購入した土地で、昨年13,000トン以上の木材が計画的に伐採されたことが分かりました。

13,000トンの木材を所有する森林から伐採

Appleの所有する、36,000エーカー(約146平方km)のサンフランシスコ市に匹敵する規模の広大な森林は、もともと宅地開発による消滅の危機に瀕していた土地で、2015年に環境保全と同社の資材調達先を兼ねて購入されたという経緯があります。
 
Triangle Business Journalが行った調査の結果、2016年にこれらの森林から13,000トンもの木材がAppleによって調達されたことが分かりました。これは2015年にAppleが製品のパッケージに用いた木材の30%に匹敵する量です。また、木材調達以外の面でも、伐採や植林などに従事する職員30人以上の雇用に寄与したとのことです。

持続可能な環境開発を推進するApple

もちろん、宅地開発業者の代わりに森林を無闇に伐採しているわけではありません。環境保護団体と協力し、Appleは185,000本もの木を植林したほか、貴重な蝶々の生息地として、40エーカー(東京ドーム3.5個分)の土地でマツやヒノキなどを育てているそうです。
 
なお、今回の報道を受け、Appleの環境部門を統括するリサ・ジャクソン副社長は「Appleはエネルギー同様、紙が再生可能な資源だと考えています」とコメント、「したがって、Appleは持続可能に管理された森林や木材資源から、紙やパッケージに用いられるバージン繊維を100%賄おうと努力しています」と、今後もこういった計画を推し進めていく考えを示しています。
 
なお、Appleは現在建設中の新社屋であるApple Parkの電力を、再生可能エネルギーで100%賄う予定です。
 
Source:AppleInsider
(kihachi)