16日、中国メディアの新華社は珠海検疫局が過去に日本製鉄瓶の銅製のふたから基準値を超える鉛溶出量を検出していたと伝えた。資料写真。

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2017年3月16日、中国メディアの新華社は珠海検疫局が過去に日本製鉄瓶の銅製のふたから基準値を超える鉛溶出量を検出していたと伝えた。酸性の環境下では鉛溶出量が基準値の550倍を超えたという。

珠海検疫局の検査監督管理所の丁孝芹(ディン・シャオチン)所長によると、この不合格になった日本製の鉄瓶は昨年2月の検査で発見したもので、すでに日本へ返送したという。丁所長は「不合格の鉄瓶で湯を沸かすと、鉛の析出量が基準値を超える可能性がある。過剰の鉛が体内に入ると、神経や造血、内分泌などに悪影響が及ぶ」と指摘した。

記事によると、昨年珠海検疫局が発見した不合格輸入工業品は620件に及び、金額にすると4億7500万ドル(約540億円)に上る。主に資源化学工業類、軽工業品および紡績類、機械・電力設備類の製品が不合格となっており、その原因には有毒有害物質の基準値超え、電気安全、環境保護、有害化学物質の包装、安全ラベル、品質などの不合格で、10種類以上の不合格項目があった。

珠海検疫局は、今回検出した鉛の基準値超えの日本製鉄瓶から分かるように、いわゆる先進国の高級品であってもその安全レベルは値段同様高いとは限らないと指摘。中国人消費者に対して、理性的な消費を呼びかけた。(翻訳・編集/山中)