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Google Chromeチームは3月14日(米国時間)、「Chromium Blog: Reducing power consumption for background tabs」において、大量にプロセッサリソースを消費しているバックグラウンドタブに関して、Chrome 57からタイマー時間をさらに遅延させることでコアのプロセッサ消費の1%未満になるように処理を押さえ込むようになったと伝えた。これまでよりもChromeが消費するバッテリーが減ることになると見られる。

Chromeではバックグラウンドタブが消費するバッテリーの容量がChrome全体の3分の1ほどになっているという。すでにバックグラウンドタブの動作はタイマーの動作タイミングを1秒間に1回まで低減させているが、それでもChrome全体の3分の1の電力がバックグラウンドタブで消費されていると説明されている。Chrome 57からはそうしたバックグラウンドタブに関して、特に電力消費の高いものはさらにタイマーを遅延させることで消費電力を抑えるとしている。

ただし、WebSocketやWebRTCのように背後で音楽データなどのリアルタイムストリーミングを実施するものについてはこれまで通りに機能するとのこと。WebブラウザはユーザーがPCで利用する最も代表的なアプリケーションで、ノートPCのバッテリー消費を左右する主要ソフトウェアとなっている。Chromeはさまざまな方法で消費電力の削減に取り組んでおり、Chrome 57での動作変更もそうしたこれまでの取り組みの延長線上にあるものと言える。

(後藤大地)