“うそつきは泥棒の始まり”なんて言うように、ウソをつくのはよくないことだと私たちは子どもに教えています。でもそういっている親自身、子どもに一度もウソをついたことがないなんてことはあり得ないでしょう。大人の事情で、あるいは幼い我が子を守る意味で、罪のないウソをつくことがあります。
今回はそんな、親として子どもに思わずついてしまう“ウソ”を洗い出してみました!

1: 「サンタさんが見てるよ」

クリスマスが近づくと、必ず出てくる定番のセリフ。「サンタさんが見てるから、おりこうさんにしようね」、「いい子にしていないと、サンタさんこないよ」などなど。こんな台詞を素直に信じる我が子の純真な視線を感じつつ、いちまつの罪悪感を覚えずにはいられません。

2: 「お菓子はもう残ってないよ」

子どもは甘いものが大好き、親が歯止めをかけてあげないと制限なく食べ尽くすので、ストップをかけるためにこの一言が出ます。もちろんお菓子はまだまだちゃんと残っているのですが、残りは育児に毎日頑張り、疲れがたまっているママが全部いただいてしまうのです。

3: 「ケータイの電池、切れちゃったみたい。もう動かないねー」

子どもは親のことをよく見ています。ママがケータイを触っているのを見ると、あっという間にマネしてオモチャに。取り上げるとギャン泣きするので、どうやって取り戻すかが、試案のしどころ。
頃合いを見て電源をオフにし、「電池が切れちゃったー、もう遊べないから止めようね」とやんわり取り戻すのが正解です。遊べなくなっちゃたのはママのせいじゃなく、電池切れなのですから、ママが悪者にはならないで済みます。

4: 「痛くないから」

予防接種の注射など、子どもにとっては「痛そう」というだけでも、もう恐怖心のとりことなってしまいます。そんなときはママの「痛くないから」という一言が効き目バツグン! もちろん痛いのですが、ママがそういうなら痛くない気がすると子どもは一瞬思うわけです。
そのスキに、注射などズバッといきます。やっぱり痛くて子どもは大泣きですがあとの祭り、とりあえず親としては目的が達成できたので任務完了です。

5: 「あれー、あのオモチャどこ行っちゃったんだろうね。お母さんも知らないなあ」

子どもが大きくなるにつれて溜まっていく一方のオモチャ。お家の広さにも限りがあるので、どこかでけじめをつけ、断捨離していかなくてはなりません。子どもが飽きた頃合いを見計らって、こっそりオモチャを処分。子どもに「あのオモチャ、どこ?」と聞かれても、すっとぼけてシラを切りとおします。

6: 「プールの中でおしっこしたら、水の色が変わるからみんなにわかっちゃうよ」

プールでのアクシデントはママにとってまさに悪夢のようなもの、だから万が一の粗相がないよう、こんな脅し文句を言っておくこともあります。
もちろん子どもにはどんなメカニズムで色が変わるかなんてわかるはずもないですから、ママの言うことをちゃんと聞くようになります。

7: 「さあ、もうみんな眠る時間だから、早く寝ようね」

日々の育児の最後の難関が“寝かしつけ”。ママはクタクタなのに、子どもの方はなぜか夜になっても元気いっぱい、目がらんらんとしていることは日常茶飯事です。一刻も子どもを寝かしつけたいのが、すべてのママの願い。「もうみんな眠る時間だよ」と優しい声で言いつつ、心のなかでは「早く眠れー、私だって自分だけの時間が欲しいんだからー!」と叫んでいます。
とはいえ、子どもの寝かしで一緒に寝落ちしてしまうことも日常茶飯事。1日の終わりに、ひとりゆっくりと寛げる時間なんてママにとっては夢のまた夢、なのです。

“心の正直な、まっすぐな子に育って欲しい”と思いつつ、ママのほうではこんなウソが日常化。育児ってほんとうに難しいものだと日々実感です……。