英国で中国系住民をターゲットにした強盗事件が相次いでいる。資料写真。

写真拡大

2017年3月15日、中国僑網によると、英国で中国系住民をターゲットにした強盗事件が相次いでいる。

先月、英ミルトン・キーンズの民家で64歳の中国系女性が強盗に襲われたと複数の英国メディアが報じた。犯人グループはまず1人が販売員を装い女性が1人であることを確認、ノックして女性がドアを開けたところを6人で侵入し、女性の手を縛り口をふさいだうえで家財道具を洗いざらい奪ったという。襲撃を受けた女性は11日後に死亡した。

中国系住民を狙った強盗事件は英国各地で発生している。2月20日にはマージーサイドの中国料理店に凶器を持った男1人が押し入り、店主を脅して金銭を奪った。昨年12月にはイースト・ライディング・オブ・ヨークシャーで、10月には北アイルランドで、2015年にもリバプールの裕福な地域で中国系住民が強盗被害に遭っている。

大量の現金を家に置いておくという中国系住民の特殊な生活習慣が強盗に狙われやすい理由だとみられている。香港の元警察官で英国在住の鐘樹洪(ジョン・シュウホン)さんは、「1世代前の中国系住民は多くが飲食業を営んでいて、常に現金を出し入れしていた。だから中国系が狙われる」と語っている。

また、中国人留学生をターゲットにした強盗事件も多く、1月19日にはティーズサイド大学の中国人留学生が学校付近のアパートで武装した強盗に襲撃されたほか、昨年7月にも同様の強盗事件が起きている。(翻訳・編集/川尻)