米司法省での記者会見で、ヤフーへのサイバー攻撃に関与したとして起訴されたロシア情報員らの指名手配写真を公開する職員ら(2017年3月15日撮影)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】米インターネットサービス大手ヤフー(Yahoo)が2014年にサイバー攻撃を受け5億人分のユーザー情報が流出した問題で、米司法省は15日、ロシアの情報機関・連邦保安局(FSB)の要員2人と「ハッカー」2人を起訴したと発表した。

 起訴されたドミトリー・ドクチャエフ(Dmitry Dokuchaev)被告(33)とその上長のイーゴリ・スシン(Igor Sushchin)被告(43)はいずれも旧ソ連・国家保安委員会(KGB)の後継組織であるFSBの要員で、同じく起訴されたハッカー2人を雇いサイバー攻撃を指示したとされる。

 ドクチャエフ被告は、ハッキング事件を捜査するFSB情報セキュリティーセンター(FSB Center for Information Security)、通称「センター18(Center 18)」に所属していた。同センターはサイバー犯罪に関する米連邦捜査局(FBI)との連絡窓口になっている。

 ドクチャエフ被告は今年、モスクワ(Moscow)で反逆行為の疑いで逮捕されたと報じられていた。司法省は、ヤフーへのサイバー攻撃の目的はスパイ行為と経済的利益で、標的には米ロ両国の政府職員やロシア人ジャーナリストが含まれていたとしている。
【翻訳編集】AFPBB News